W209 CLK320にLEDテールライトを取り付けました。


ここでは、LEDテールライトへの交換方法について説明します。










なお、今回はCLK320にLEDテールライトを取り付けましたが、以下のモデルに取り付け可能です。

2009 CLK350
2009 CLK550
2008 CLK350
2008 CLK550
2008 CLK63
2007 CLK350
2007 CLK550
2007 CLK63
2006 CLK350
2006 CLK500
2006 CLK55 AMG
2005 CLK320
2005 CLK500
2005 CLK55 AMG
2004 CLK320
2004 CLK500
2004 CLK55 AMG
2003 CLK320 Base Coupe 2-Door
2003 CLK500
2003 CLK55 AMG
2002 CLK320 Base Coupe 2-Door




【はじめに】


W209にLEDテールライトを取り付ける場合、前期モデルか後期モデルかによって必要となる部品が異なります。


■ 前期モデル(2002-2005)の場合

-LEDテールライト 左右一式

-バルブホルダー 左右一式

-ウインカーバルブ(橙色バルブ) 左右で2個


■ 後期モデル(2005-2010)

-LEDテールライト 左右一式


このように、前期モデルと後期モデルとでは必要となるパーツが異なります。



【前期モデルに装着】

前期モデルに装着する場合は、LEDテールライトとは別に、「バルブホルダー」というバルブを取り付けるプラスチックの部品を左右分別途準備する必要があります。この「バルブホルダー」は、中古品をネットで購入するか、ディーラーで新品を購入することになります。さらに、ウインカーのバルブ(橙色)を別途購入する必要があります。バルブ(橙色)は、ホームセンターのカー用品売り場で「ウインカー用」のバルブを購入します。


バルブホルダーを購入する場合は、以下の型番のものを購入します。

運転席側: 209.820.08.77

助手席側: 209.820.07.77



【後期モデルに装着】

後期モデルに装着する場合は、LEDテールライトのみを準備すればOKです。(バルブホルダーは、現行のものを流用できます)



以降、前期モデルへのLEDテールタイト装着について説明します。基本的には後期モデルへの装着と同じですが、前期モデルへの装着の方が1つだけ作業項目が多くなります。



1. 現行テールライトの取り外し


W209 CLKの場合、トランクを開けると各テールライトの裏側に内張りがあります。これは簡単に手で内張りを外すことができます。


内張りを外すと、黒色のプラスチックのランプホルダーが見えます。そのバルブホルダーにコネクターがありますので、このコネクターを手で外します。


次に、バルブホルダーを外します。これは手で簡単に外せます。


下の写真が前期モデルのバルブホルダーです。







バルブホルダーを取り外したら、「バックランプ(球)」を取り外します。(ウインカー用バルブは流用できません)


取り外した「バックランプ」を、新たに準備した後期用バルブホルダーに装着します。(取り付け位置は、中段内側)


次に、新たに購入した「ウインカー(球)」を、後期用バルブホルダーに装着します。(取り付け位置は、中段外側)


バルブホルダーを取り外すと、3箇所ある8mmのナットが見えます。このナット(3箇所)を外します。


8mmのナット(3箇所)を外すと、外側からテールライトを手でゆっくり手前に引くと、簡単にテールライトが外れます。




2. フレーム加工(前期モデルのみ)


テールライトが外れると、このようになります。






前期モデルの場合は、テールライトの穴の左側中央部にある突起部を削り取る必要があります。このままの状態だと、新たに準備した後期モデル用のランプホルダーがLEDライトに固定できません。(正確に言えば、この突起部を削除しないと、ウインカー用のバルブが入らない)


この突起部は、グラインダー(という名称の工具)で簡単に削り取ることができます。グラインダーは、ホームセンターで安いものなら2,400円程で購入できます。


グラインダーでこの突起部を削り落とすのですが、全てを削り落とす必要はありません。突起部の表面を溝状に削り、あとはペンチで手前・奥に何度か捻じ曲げると「パキッ」と折れます。


突起部を削るとこのようになります。





突起部を削り落とした箇所に、「錆止め」をします。錆止め塗料は、表面、断面、奥面に広く塗っておきましょう。錆止め塗料は、ホームセンターのカー用品売り場の塗料「タッチペン」の売り場に、数百円程度で売っています。


錆止めを塗ると、このようになります。(錆止め塗料の色がシルバーだったため、見た目は分かりにくいのですが、前面・側面・裏面にしっかり塗っています)






3. バルブホルダーに「バルブ」を付ける


新たに準備した「後期用バルブホルダー」に、バルブ(ウインカー用バルブ、バックランプ用バルブ)を取り付けます。前期モデルの場合は、現行バルブホルダーから「バックランプ用バルブ」を取り外し、これを流用することが出来ます。しかし、「ウインカー用バルブ」は流用することは出来ません。このウインカー用バルブは、ホームセンター等で「ウインカー専用バルブ(橙色)」を購入して装着します。




4. LEDテールライト取り付け


今回取り付けるLEDテールライトを、外側からはめ込みます。ここはさほど難しくありません。3箇所のネジの位置がずれないように装着します。


内張り側より、LEDテールからのネジに8mmのナットを締め付けます。(8mmのナットは、純正品を取り外したものを使用)


次に、新たに準備した「後期モデル用のバルブホルダー」を装着します。この取り付けは、多少力がいると思います。取り付けのコツは、固定部(1箇所)の直下を強く押すことです。ここを強く押さないと、おそらくバルブホルダーがLEDテールライトに固定されないと思います。


バルブホルダーが「カチッ」と固定されたらOKです。




5. コネクターと抵抗を接続


バルブホルダーに、1箇所コネクター(メス)があります。このコネクターに、純正で取り外したコネクターを接続します。


次に、LEDテールライトに「抵抗」を接続します。LEDテールライトを購入すると、抵抗が付属されています。(LEDテールライト1つにつき2つの抵抗が付属) この抵抗を、それぞれのコネクターに接続します。



(余談)

純正の場合、テールライトにはバルブ(電球)を使います。このバルブを点灯させるには、ある一定の電流を必要とします。一方、LEDはほとんど電流を必要としません。


これを車両側から見ると、「流れる電流が少ない = 玉切れ」と認識するため、LEDテールライトを装着すると「玉切れ」のエラーメッセージが表示されます。


このエラー表示を回避させるためには、ある一定の電流を流す必要があります。一定の電流が流れていたら、車両側は「玉切れ」と認識しなくなります。一定の電流を流すために、「抵抗」を追加するのです。この抵抗を追加することにより、ある一定の電流が流れ、車両側では「正常(=玉切れではない)」と認識するのです。



6. 動作テスト


スモールライト(LED)、ブレーキランプ(LED)、バックランプ(バルブ)、ウインカー(バルブ)の動作確認をしましょう。問題が無ければ、メーターパネル内のインジケーターで「故障メッセージ」も表示されません。




7. 完成


このようになります。







【備考】


W209 CLK(前期モデル)にLEDテールライトを取り付ける場合には、以下を購入しましょう。


1. LEDテールライト


    私の場合は品質にこだわったため、「DEPO製のLEDテールライト」をeBayで購入しました。発注から約10日程で配達されました。



2. バルブホルダー


    ネットで南アトランタのベンツ純正部品販売店で購入しました。これも発注から約10日程で配達されました。


    バルブホルダー(後期モデル)の型番と購入価格は、

1 LAMP SUPPORT. 2098200777 $43.00
1 LAMP SUPPORT. 2098200877 $43.00

です。購入先は以下です。

http://www.mbpartsworld.com/