一流ビジネス思考術 -93ページ目

他人の長所をTTPする


今日の言葉

「他人の長所をTTPする」

■TTPというのは、徹底的にパクルという意味です。

私はトリンプ元社長の吉越浩一郎さんの書籍を読んで
いてこの言葉に出会いました。

元々は、資生堂が使っていた言葉みたいなんですが、
これを吉越さんがTTPしたそうです。

パクルという言葉は、一見響きは悪いですが、

今の世の中、オリジナルの方がむしろ少なく、

オリジナルに見えるものであっても、実は過去に
あったもののアレンジというのも多いです。

■私には志が高くて、一流のビジネススキルを
持った友人が何人かいますが、

みなさん共通して、TTPを習慣化しています。

しかも、その度合いが半端ではないんです。 

相手が年上であろうと、年下であろうと関係なく、
その人が良いスキルを持ってれば、

頭を下げてでも、教えを請うて自分のものに
するんです。

自分が成長できるのであれば、頭を下げること
に抵抗がないんですね。

そういう姿勢を見ていると、こちらも本当に頭が下がります。

自分の成長に貪欲なんですね。

■逆に、

思考に柔軟性がないと、相手の意見を受け付けなかったり
年下で良いスキルをもっている人がいても、

相手が年下だという理由で、頑なに教えてもらう
ことを拒否する方もいます。

自ら成長の機会を摘んでしまっていますよね。
                                    
みなさんも、他人の長所をTTPしてみませんか?

■余談ですが、

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1年の4割は休日。この時間どう過ごす?

■1年の4割は休日。この時間どう過ごす?

この言葉は、一流と言われる方の本
を読んでいるとよく出てきます。

みなさんは休日をどのようにお過ごしでしょうか?

私も含め、平日はお仕事で時間に追われ余裕のない方
が大半だと思います。

なかなかスキルアップのための時間をとることは
難しいかも知れません。

■では、

休日はいかがでしょうか?

極端な話ですが、休日であれば24時間なんにでも
使えるのではないでしょうか?

度を越してまで仕事をすれば、健康を害する
ことになるので、休日に体を休めることは重要なことです。

■しかし

24時間のうち、少しでもスキルアップのために
勉強に時間を当ててみるのはいかがでしょうか?

1年52週間、土日だけで100日以上の休みがあります。

これに祝日を加えると、1年の約4割が休日です。

この時間をスキルアップに当てないのは非常に
もったいないことです。

「休日にまで勉強なんてしたくない。」

「もう社会に出たのに、まだ勉強しないといけないのか!」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

■しかし、

ドラッガーも言っています。

「教育ある人とは、勉強し続けなければならないことを自覚している人のことだ。」

一流を目指す人にとって、この言葉は至言だと思います。

すぐに成果は出ないかもしれません。

それでも続けていくことが大事だと思っています。

数年後、必ず複利で成果が出るようになってきます。

ライバルに差をつけるのは難しくありません。

休日までスキルアップのために、精力的に行動
できる人はそう多くないからです。

みなさんは休日をどのように過ごしますか?

今日もビジネスを楽しみましょう。

ガクぶる勉強法

■今回取り上げたガクぶる勉強法は、
英語の予備校講師として有名な安河内哲也
さんの書籍に載っていた言葉です。

私は、安河内さんの書籍をよく読む機会
があり、非常に考え方に共感します。

■実は、ガクぶる勉強法が載っていた本を、
紛失してしまったため、

正確な内容がわからなくなってしまったのですが、
私なりの解釈で書いてみたいと思います。

■ガクぶる勉強法というのは、たとえ
準備が完璧でないため、ガクガクぶるぶる
震えたとしても、

臆せず人前に出てアウトプットすること
で、より知識を身に付けやすくなると
いう勉強法です。

準備が完璧でないといっても、なにも
準備していないわけではありません。

制限時間内で精一杯の準備はします。

■しかし、

期限が来れば、臆せず人前に出るということが
自分を成長させてくれるんです。

■ここで重要なことは、完ぺき主義にならず
さっさとアウトプットのための行動に移すということです。

完璧に準備をしようとすると、思考が硬直
し、行動までも止まってしまいます。

こうなってしまうと、せっかくのアウトプット
の機会も不意にしてしまい、

自分の成長の目を摘んでしまうことになって
しまいます。

■とはいえ、

体験してみるとわかりますが、ガクぶる
勉強法は正直めちゃくちゃしんどいです。

完璧な状態で望むわけではないし、わからないこと
を質問をされて、冷や汗が出ることもあるからです。

私も、先日、勉強会で講師を担当しました。
当然ガクぶる勉強法で望みました。

準備する量が膨大で、かつ、会社の偉いさんが出てくる
ということもあり、

常に冷や汗物でした。

期限まであまり日がなかったので、どうしようかと
思っていたのですが、

ガクぶる勉強法を思い出し、できるだけの準備はして
あとは全力でアウトプットすることに専念しました。

■結果として、

ものすごく知識がつきましたし、また、不足していることも
見えてきたので大変勉強になり、講師をかって出てよかった
と思っています。

みなさんもガクぶる勉強法を試してみてはいかがでしょうか?