【本日のお題本】
イシューからはじめよ-知的生産の「シンプルな本質」-
安宅和人 (著)
1,890円
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【本日のフレーズ】
絵コンテを描こう
【どゆこと?】
前回は、「ストーリーラインづくり」における
「ストーリーラインの組み立て」を説明しました。
そもそも、
「バリューのある仕事」をするための方法論を、
まさしく分解するように論理を追って紹介していきましたが、
ここまでのところを整理する意味をこめて、
図を描いてみました。
(クリックすると拡大表示します)
だいぶスッキリしたのではないでしょうか?
さて、今回は「絵コンテづくり」です。
前回までのところの、
「イシュー分解」、「ストーリーライン」は言葉だけのものでした。
そこに「絵コンテ」というビジュアルを組み合わせることで、
最終的なアウトプットの青写真が急速に見えてくるはずです。
(というのも踏まえて、今回、図を用意したのでした)
「絵コンテづくり」の心構えは、
「どんなデータがあれば、
ストーリーラインの個々の仮説=サブイシューを検証できるか」
という視点で大胆に思い切って描くことです。
そして、絵コンテづくりには、3つのステップがあります。
1)軸の整理
2)イメージの具体化
3)方法の明示
順に見ていきましょう。
1)軸を整理する
筆者によれば、
「分析」とはズバリ「比較すること」であると論じています。
「分析とは何か?」と問うた場合、
よくある答えが
・分けること
・数字で表すこと
・戦略的な課題について検討すること
というものが多いのですが、
いずれも的を射た答えではありません。
なぜなら、
分けない分析もあるし、
数字を用いない分析もあるし、
戦略的な課題をテーマにしない分野でも分析は行われています。
それらを鑑みれば、いずれも分析の本質とは言えないのです。
そう、「比較」がイシューに答えを出すのです。
では、分析の大半を占める定量分析には、
どのような比較方法があるのでしょうか?
「比較」には基本的に以下の3つのパターンしかありません。
・比較
同じ量、長さ、重さ、強さなど、なんらかの共通軸で2つ以上の値を比べます。
シンプルですが、ゆえに軸さえうまく選べば明瞭かつ力強い分析になることうけあいです。
この条件を深く考えることが、比較における軸の整理となります。
・構成
全体と部分の比較です。
「何を全体として考え、何を抽出した議論をするか」ということです。
・変化
同じものを時間軸上で比較します。
なんらかの現象の事前・事後の分析は、すべて変化の応用と言えます。
比較のパターンとしては、この3つですが、
その表現方法には、それぞれ多種多様な表現方法があります。
コラム、バー、ヒストグラム、ライン、レンジ、パイ、分布図…
しかし、実際のところ分析というのは、
上記3つの組み合わせ、掛け合わせでできているのです。
そして、その掛け合わせというのは、
「原因側」と「結果側」で表現されます。
つまり、
比較する条件が原因側で、それを評価する値が結果側となります。
軸を考えるというのは、
「原因側で何を比べるのか、結果側で何を比べるのか」
ということを意味しています。
2)イメージの具体化
3)方法の明示
は次回といたします。
【編集後記】
図、画像、イメージが添えられると、
一気にわかりやすくなりますし、目にとまります。
一方で、
絵としてイメージしたことを、
わかりやすい言葉で、的確に文章として表現する
ことも(僕は)必要であると考えています。
これは一朝一夕にはいかないスキルなので、
日々鍛錬するのみですね。
では、また次回!
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