FX初心者の軍資金はいくら?平均10万円以上が多い

冒頭でも説明しましたが、FXの軍資金は「1,000円以下」でも取引できます。FXではレバレッジを掛けることができ(最大25倍まで)、少ない軍資金でもレバレッジの倍率に応じた、大きな資金が動かせるからです。

ただし…レバレッジを使う場合には「レバレッジのリスク」についても抑えておく必要があります。

レバレッジのリスクと軍資金

2018年5月の時点で、レバレッジは「最高25倍」まで掛けることが認められています。レバレッジを使えば(倍率の分だけ)得られる利益も倍増します。その反面、損失額も「レバレッジの倍率」に比例して大きくなるのを忘れてはなりません。

このため、軍資金を決定するときには「レバレッジと軍資金」のバランスを考える必要があります。軍資金が1,000円では、高いレバレッジを掛けざるを得ません。また、預入をした証拠金が少なすぎると、すぐにロスカットされてしまい損失が確定されてしまいます。

ロスカット(強制決済)を避けるためには、「証拠金維持率」が一定数を下回らないよう注意してください。実際、ロスカットのリスクを避けるため「10万円」以上入金し、証拠金維持率を上げようとする人が大半を占めます。

ある程度投資に慣れてきたら「月10万円はリターンが欲しい!」と目標を高く掲げる人がいます。月10万円をコンスタントに受け取るには、月の利回りを5%前後で安定させ、軍資金は200万円程度準備しておけば大丈夫でしょう。

チェックポイント

利回り5%とした場合(一例)

200万円 × 0.05%(利回り)=10万円のリターン

もちろん投資はシミュレーション通りに進みません。特にFX初心者の場合、月の利回りを「3%」に乗せるまでが難しいでしょう。なお、目標額に応じて「軍資金を決める」方法については、本記事の後半で説明します。

初回入金額が3万円では少ないかも?

最低1,000円以下でもトレードできるのなら、軍資金は「3万円程度で十分だろう」と考える人がいます。もちろん、3万円あれば(1,000円~5,000円よりは)ある程度、安全に取引できます。ただ、操作に慣れるまでは、何度かロスカットを受けるなど「損失が出る」可能性があり、3万円の軍資金でも十分ではありません。

ロスカットを受けるのは、珍しいことではありません。実際(ロスカットなど)不測の事態に備え、初回入金額を10万円~30万円(多ければ100万円以上という人も…)に設定する人は多いです。また、証拠金維持率を高めておけば、ロスカットが起こるリスクは少なくなります。

FXの軍資金は多すぎてもダメ!

FXの軍資金は多ければ安心ですが、多すぎても良くありません。初めから大金で取引してしまうと、損失が出たとき「大やけど」を負ってしまいます。まずは資産を減らさないよう、余裕金のなかから「適正な軍資金」を投資に回してください。

また、レバレッジのかけ過ぎも危険な行為です。ハイレバレッジは、為替の急激な変動によって「大きな損失」を招いてしまいます。まずは軍資金に合わせて、適正なレバレッジを設定してください。

FX業者・証券会社の多くは「10,000通貨」の単位で取引を行いますが、取引単位が「1,000、100、1」といった業者もあります。

通貨量が少ないと、痛手(リスク)も少ない

初心者が10,000通貨のトレードを始めるのは、ハードルが高過ぎるため、おすすめできません…。しかし「1,000通貨」単位の少額トレードを行った場合には、50,000円程度の軍資金でも安全に取引できます。

例えば、1ドルが100円だったとき、1,000通貨の取引をしたとしましょう。

1,000通貨で取引をした場合(一例)

1円為替が変動したら +1,000円、または-1,000円の変動
ポジションの必要証拠金
(4%で計算)
4,000円

いかがでしょうか。1円の変動で、1,000円の利益(または損益)であれば、不測の事態が起こったとしても、慌てることなく取引に集中できますね。

これが10,000通貨になると、変動幅は次の通り「大きく」なります。

10,000通貨で取引をした場合(一例)

1円為替が変動したら +10,000円、または-10,000円の変動
ポジションの必要証拠金
(4%で計算)
40,000円

10,000通貨の場合、ポジションの証拠金は「40,000円」必要です。このため50,000円の入金だけでは「ロスカット」される確率が高くなります。しかし1,000通貨であれば、ポジションの必要証拠金も4,000円と少なく(10倍以上の軍資金である)50,000円を入金することで、証拠金維持率も一定に保つことができます。

みなさんも余裕金のなかから、無理のない範囲で「初回入金額」を決定しましょう。余裕金から投資を行えば、生活費の心配もなく安定したトレードが行えるでしょう。また、取引に慣れてきたとしても「様子見程度」の範囲で、トレードする軍資金を決めていきましょう。

数ある業者の中でも、取引単位の少ないFX業者・証券会社があり、SBI FXトレードは「最小1単位」からトレードが行えます。

例えば、マネーパートナーズについては「最小100単位」からのトレードが可能、その他大手(例:YJFX! 、デューカスコピー・ジャパン、ヒロセ通商、外為どっとコム、FXプライム、SBI FXトレードなど)は1,000単位からFX取引が行えます。

全社の「取引単位数」については、以下の記事にて詳しく紹介しています。軍資金を少なく済ませたい方は、チェックしてみてください。

デモトレードとは、練習用シミュレーションツールを使った「デモ取引」を指します。例えば、GMOクリック証券(以下の画像参照) では「FXネオ」の取引と操作が(デモトレードによって)シミュレーションできます。こうしたデモトレード(シミュレーションツール)は、各社が無料で提供しています。PC版だけでなく、スマートフォンのFXアプリにもデモトレードやデモツールを搭載している場合があります。

デモトレードは「本番さながらのFX取引ができる」という理由で人気があります。ただ、シミュレーションツールと実践では、得られる結果が違います。

FXに慣れるまでは「シミュレーションツールで十分」という方も多いのですが、FXに慣れるという意味では、デモトレードを長く続けるのはおすすめしません。

FXのデモトレードをおすすめしない理由

デモトレードやシミュレーションツールは「お金が掛からない」ため、実践のような「精神的プレッシャー」は一切なく、ラクに勝つことができます。

しかし「いざ実践!」になると…自分の軍資金が減っていくプレッシャーに加え、デモトレードのような約定ができないこともあり、実践とは違う部分が多いです。また、デモの感覚に慣れてしまうと「リアル口座で全く勝てない」という方も多いです。

FXで勝つチカラを付けるには「少額トレード」を始めてみることです。少額トレードであれば、負けた時のリスクも少なく(実践で)勝つための経験が養われます。

複数のFX口座を同時開設しておき、リスクを分散させて、トレードの手法ごとに口座を分けておくと、安全かつ「効率良く利益」を狙うことができます。

例えば、100万円の軍資金を準備した場合、Aという業者に全額入金するのではなく、A社に10万円、B証券会社に10万円、C社に10万円・・・というように、分散させてください。

分散投資を行えば、たとえ一社で損失を出しても、他のトレードでバランスを取り、トレード全体で利益を狙うことができます。分散投資は「トレードで勝つ」ための基本的テクニックです。コツコツ利益を増やしたい方は、複数の口座を開設しましょう。

FX取引に慣れてきたら「稼ぎたい金額」で軍資金を決めよう

ここまでの流れを踏まえ、ある程度FX取引に慣れてきたら「これから稼ぎたい金額」を決めて、軍資金を計算してみましょう。

まず、FX初心者の方は「月3%」の利回りを目標にしましょう。その後(実践で経験を積んだら)月5%の利回りを目指し、ある程度利益が出てきたら「10%~20%」を目指してみてください。

10万円の軍資金を貯めるまでの、ファーストステップ

「10万円用意するのも難しい」という方は、はじめに「10万円貯める」までの流れを作りましょう。例えば、手持ちの資金を3万円と想定します。そして月の利回り5.1%、2年後に「10万円の軍資金を貯める」よう計画します。

 

以下のサイトをオススメします。

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