こんばんは。


本日ご紹介する本は、石原明氏による営業のための一冊です。

営業マンは断ることを覚えなさい (知的生きかた文庫)

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(2013/8/3 18:47時点)





営業の人も、営業でない人も、営業について知っておくことは将来必ず役に立つでしょう。

営業的な仕事をすることがあるかも知れませんし、何かを売るというときに欠かせない機能が営業だからです。


タイトルだけ見ると、断ることで売れるという逆転の発想に着目し納得してしまうかも知れませんが、本書の内容としてはそれだけではなく、他にも収穫のある本だと思います。


営業戦略を考える上でも、一読の価値はありそうです。



営業マンは断ることを覚えなさい (知的生きかた文庫)

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以下、赤線メモです。


営業マンは、説得しやすい方を説得しようとする
説得しやすい方って何かって言うと、お客様と会社のどちらか説得しやすい方を説得しようとする、ということです。

物が売れるかどうかということと商品力は、実はほとんど関係がない

商品が良くないから売れないのではなく、説明の仕方が良くないから売れない

値段を下げてもっと売れるようになるのは、「もともと売れているものだけ」です。

売れない理由は二つあります。
一つは、一生懸命にお客様に説明しているのに、買ってもらえないということ。
もう一つは、売ろうと思っても、売る相手がいないということ
圧倒的に、売ろうと思っても売る相手がいないので売れないという営業マンが多い

営業マンに何をさせるのか?
営業マンの役割は「興味を持っているお客様に数多く会って販売する」ということだけ

セールスマン(売る方)は、毎日その商品やサービスに触れているわけで、よく知っていますから、プレゼンテーションしてお客様がその商品やサービスを買ったということは、説明が全部わかったと思いがちなのです。

「いくら社員が一生懸命働いても、どうしたら儲かるかがわかっていないとダメ。」
「がんばるにしても、どうがんばるかが大切。」

モノを売るための最初の行動は「売る」ことではなく、売れる可能性のある見込客を多く集めること
=「集客」

経営とは『継続・発展』である
努力すれば必ず成果の出る所に努力を集中すべきである



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