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ビジネス・サバイバル

「座して死を待つより打って出る」の精神で、海外進出に挑む日々を綴っていきます。

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政情不安定な国のリスクを考慮すべき。

スリランカは1977年に資本主義を取り入れたとあるが、
内情は現大統領の独裁国家のように感じる。

私がスリランカ滞在中も電気料金が60%も上がった。
日本でも電気料金の値上がりで騒いでいた時期があったが、
スリランカのそれは異常としか言いようがない値上がりである。

関税も、中古車で30~100%と、その年によっていきなり変わることが当たり前だ。

首都コロンボの近くにある国際空港は、ハンバントタと言う大統領の生まれ故郷に建設した大きな国際空港に取って代わられた。
ちなみにコロンボから車で4~5時間もかかる。

大統領のやりたい放題である。

内戦を終わらせた大統領として国民から絶大な人気があったそうだが、いまでは批判の声が上がり、抗議デモもあったりしている。

私の場合、スリランカへ中古車を輸出して現地で輸入手続きをしている時に、関税がいきなり30%アップして利益が全て吹っ飛んだ。
現地の人も実際に輸入手続きをするまで正確な関税は分からないとのこと。

発展途上国にありがちな、このようなリスクは徹底的に調べるか、もしくは手を出さない事。

これしかない。