土下座営業マン→社長就任→借金12億→倒産目前→V字回復

土下座営業マン→社長就任→借金12億→倒産目前→V字回復

初就職は基本給ゼロ、自分で稼ぐブラック企業。
成績最下位、土下座営業マンだった僕が老舗の
百年企業の社長に。借金12億からの復活ストーリー!
全部実話です!

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僕は前職のスキルをやっと活かせられると大喜びした。やっと外に行ける、この業界のことを知れる。今は家業に戻り全従業員は十人もいない。

そんな会社だが、今からの頑張りで大きくできる?そんなことを考えていた。

しかし僕はトップセールスの時代から、見た目に特徴があり、金髪ドレッド、黒シャツ、指輪と正しくホストのような格好をして外回りしていて、その若気の至りというかなんというか…
家業を継ぐとなって髪の毛は少し暗くしたものの、ドレッドヘアはやめず黒シャツ、指輪というスタイルも変えなかった。

しかし営業に格好は関係ない、話術と対応さえ良ければ、第一印象が悪い分、余計に中身を知ってもらえたらプラスになる幅が大きく、格好は奇抜だけど、この人、ちゃんとしてくれる人だな、と思わせることで普通の人なら少しのプラスでも、格好が奇抜な自分には大きなプラスに見せることができる。そんなメリットばかりを考えていた。

今考えれば本当に考えが浅はかだということがわかる。今となれば死んでもそんなことは言えない…若さって凄いなと、今これを書いていて本当に恐ろしくなる…

さて、父に外に出たいという申し出から一夜が過ぎ、朝起きると父が、用意できたか?行くぞ。と僕を連れ出した。どこに行くのか分からなかったが、どうやら飛行機らしい。
えっ?飛行機?県内じゃないの?

その時はどこに行くん?と聞いても全く教えてくれない。着いたのは福岡県。
福岡空港を降り、すぐ前にあるトヨタレンタカーで車を借り、父が運転する。初めて福岡に来たがなかなか都会ですごい街だな…と大阪とはまた違う都会感に感動したのを覚えている。

しかし、そんな都会からは遠く離れためちゃめちゃ田舎の田川市というところに到着。ん?ここどこ?
到着すると、よく知っている顔が…子供の頃からよく知っている親戚の兄ちゃんがいた。
おぉ、よく来たなぁ。親父は挨拶をすると、今日から頼むわ。と一言。
何のことですか?僕は分からなかった。

話を聞いていると、どうやら親戚の兄ちゃんは、高校卒業後に関西から出て修行を経て、同業界で独立して会社を作っていたらしい。そこの社長となり、社員を十数名、雇用する立場になっていた。昔から勢いがあり、元気な兄ちゃんが社長になってたんだな、ということを初めて知った。

そして、親戚の兄ちゃんから説明を受けた。

お前には今日からうちの営業マンとして修行してもらう。個人宅を回り、商品の説明をして商品をお試しで置いて来いと。だいたいベテランの社員で1日10件くらい置いてくるから、お前は跡取りやし30件出来たら、家に帰らせてやるわ。それまではずっと福岡で過ごせ。と一方的に言われた。

マジ?と思いながら、最初に連れて行かれたのが、今でも忘れない靴屋。何で靴屋?と思ったが、話を聞くと、そんな簡単にお試しでも一見さんで会った人から商品を受け取り試しに使うかどうか分からないが置くことはまず無理。毎日100件、200件回らないと到底、達成できないからスニーカー買ったるわ。と、スニーカーを買いにきた。革靴では無理やで?と言われた。

で、スニーカーを買いに行き、事務所に戻ると、父親は、じゃ、頼むな、と言って本当に1人置いて行かれた。
あの、お金も何も持ってないんですが?
親戚の兄ちゃんには一軒、置いてきたら2000円やるから、必死で行って来い。30件達成で関西に戻れるから、と言われた。上手いやつなら半年くらいで出来ると思うでと。
まずは見本をその会社の営業マンに見せてもらうため、同行。あっさり断られる。次も次も断られる、しかし学べる。あぁ、そういう流れでもっていくのね。

僕はその人に、次から1人で行って良いですか?と聞き、良いよ、と言われたので、1人で回ることに。夕方にここで待ち合わせな、と言われて個人戦の始まりです。

営業スキルは元々あったので自信はあったのだが、その人曰く、1日目やから一軒取れれば良いんじゃない?と言われていた。

しかし結果は11件。初日に何となく手応えを感じた。これ30件とか意外と1ヶ月で行けるかも?そんな期待を胸に抱いて初日が終わった。