大人気ビジネス書籍レビュー -100ページ目

たった1分で人生が変わる 片づけの習慣 |小松 易

たった1分で人生が変わる 片づけの習慣たった1分で人生が変わる 片づけの習慣
小松 易
中経出版 刊
発売日 2009-12-16




片づけは作業でもイベントでもなく 2010-07-25
 とてもよい本です。片づけが習慣になってから、3年くらい経ちます。その中で自分自身で考えていたことが、この本にほとんど書いてあった感じがしました。「さあ、片付けるぞ!」とたまに大きく振りかぶらないと進まないとリバウンドしてしまって、片づけが作業でもイベントでもないことを実感しています。



 一気に片付けてはいけない、というこの本の指摘は本当に「片づけが習慣である」という本質を突いていると思います。また、他の片づけ本の中にも出てくるのですが、「ここだけは片付いている」という場所を一箇所まず、つくること。私自身も一気に片付けずに、まずは放置してあった粗大ごみを片付けるために、業者の方に電話をすることから始まりました。空きスペースが少し出てくるともっと空きを大きくしたいという気持ちが高まって、片づけにはそれなりのコストをかけていますが、その分粗雑な小物を買わなくなったりしてきました。



 もう1つは「例外を作らないこと」。例外を作らない、というのは自分を律することに他ならないので、片づけを習慣化していくことによって人生が好転していくというのもむべなるかなと思う。自分はいいけど家族がなかなか・・・という場合(今の私)、この原則を無言で伝える方法として今実行中である。冷蔵庫の上だが、空き瓶を置きっぱなしにしたりアイスの空箱を置いたり・・愚痴を言わずにその度に「私が」片づけてここは絶対にモノを置かない、という雰囲気を作っている。果たしてうまくいくかどうか・・・。



 「何かに使えるかも」とふっと思う時、「どんな時?」と自分に問う。具体的にそれが「今」イメージできないモノなら「何かの時」にそのモノがあることなんて覚えているはずがない。だから「いつか使えるかも」の「いつか」がほとんど来ないのだ。



 この本を読んで片づけに対するアンテナがまた高くなった感じがします。


さらに詳しい情報はコチラ≫