2週間前に我が家に来た新弟子、セキセイインコのチョキちゃんです。
マーシーの希望で我が家に入門しました。
末っ子のマーシーにとって初めて命を預かる大役です。
もちろん飼育担当はマーシーです。
雛の為、しばらくの間はさし餌を定期的にしなくてはなりません。
グーちゃんの時の飼育を見ていたのでマーシーも自信をもってお世話係をしました。
毎日4回、粟玉をお湯で溶いて栄養剤を混ぜ手の上であげます。
食事が終わるとマーシーの手の上で遊んだりしてコミュニケーションもバッチリです。
ところが夕方体調は急変!
いきなり元気がなくなってきました。
夜8時頃は立つ事も出来なくなりました。
獣医さんにもアドバイスをもらい、とにかく部屋の温度を30度まで上げマーシーがつきっきりの看病をしました。
名前を呼び声をかけながら。
30度の締め切った部屋に布団を持ち込んで一緒に。
マーシーは汗びっしょりです。
10時頃、マーシーの気持ちが伝わったのか自力で止まり木にとまる事ができるようになり、その後1時間してもしっかりと止まり木を掴んでいるので少し安心して私もマーシーも休む事にしました。
そして.....。
夜中にそっと覗いてみるとチョキちゃんは天国に旅立った後でした。
私は今まで何回もセキセイインコを雛から育ててきました。
10年〜15年、セキセイインコの寿命まで育て上げ仲良くしてきた経験から見てもマーシーの飼育方法に非はありませんでした。
朝になってマーシーにどう話をするか朝まで考えました。
そして今朝。
マーシーに伝えました。
マーシー、チョキちゃんが天国へとんでいったよ。
マーシーにありがとうって鳴いて。
最後の力を振り絞って自分の力で止まり木にとまってももう大丈夫だよって頑張ってマーシーを先に寝かせてくれたんだよ。
それ以上は言葉に詰まって何も言えませんでした。
朝ごはんを食べる時も自分の前にチョキちゃんのカゴを置いて静かに涙を流していました。
朝の仕事が終わったらお墓を作る約束をしました。
仕事から帰ると小さな棺を作ってチョキちゃんを入れていました。
その中には手紙が入っていました。
道場脇にお墓を作っている時マーシーに気づかれないように手紙を見ました。
命の大切さ、弱者への思いやり。
私もこのブログを部屋にこもり涙を流しながら書いています。
合掌。