この優勝には現地で共に闘ったチーム関東の友好団体の強い気持ちが詰まっています。

決勝戦前、声が出なくなった私を援護してくれたのは桃子、大将が定期的に出稽古に行かせて頂いている友好団体の先生、選手でした。

協力をお願いしたところ快く受けて頂きました。

先生をはじめ大会に参加した生徒さん達もセコンドについてくれました。

アウェーの地でチーム関東でのサポート態勢が整いました。

全日本チャンピオンを数多く輩出している道場で、一気に気持ちが楽になりました。

桃子の闘うスタイルがインプットされている為、的確な指示を出して試合をコントロールして行きました。



結果は延長戦の末判定勝ち。

三度目のチャレンジで悲願の優勝です。

桃子はこの大会では予選から相手選手に旗を一本も上げさせない内容でした。


宮野代表からトロフィーを受け取る後ろ姿ですが涙を堪えきれず泣き崩れてました。






小学生最後の年にして掴み取る事ができました。

空手をはじめた時の私との約束。


「小学6年生までは絶対に辞めない、辞めさせない。」


まさかこの時点の所属道場が自分の道場になるとは思いもよらない6年間でした。


この後コロナ問題で全日本大会の開催にも影響が出ている現状です。

今では遠い昔の記憶です。


世の中が元気になって桃子、大将がトップに返り咲く事を切に願い桃子物語を終わりにします。

桃子を支えて頂いた全ての方に感謝です。