稽古の時間ですが、一般的には帯の色によってクラス分けされる場合が多いと思います。
問題は稽古時間と稽古内容です。
私の考えです。
空手に限らず幼年や小学生の低学年の生徒は、長時間集中力を維持する事が大変です。
40〜50分くらいが妥当だと考えます。
更には選手クラスやパーソナルなどでは指導内容をしっかり理解する能力も必要かと思います。
武将會では選手クラスに参加する場合にはある程度の規定を設けています。
また、選手クラスをA、Bに分けAクラスにさんかするにもハードルを設けています。
金曜日のセミナーは、中学生以上もしくは黒帯、前年の全日本大会出場者に絞っています。
上のクラスには出ただけでは進歩はありません。
体力をつけ、理解する能力を身につけてからの方が本人の為だと思います。
親のプライドや思い込みで事を進めても決していい結果は出ません。
年齢、キャリア、能力に合わせた稽古時間やカリキュラムが大切です。
毎日やれば、長い時間やれば強くなるものではありません。料理でも煮込み過ぎると素材がボロボロになってしまいます。
一つ上のクラスについていけない事は決して恥ずかしい事ではありません。
目標にするには良いかもしれませんが、現状の体力、能力以上の事をやらせていてはいつかはイヤになってしまうでしょう。
親と子供のコミニュケーションの問題ではないでしょうか。