久しぶりに桃子回想連載の続きを書きます。

この頃の写真は現在捜索中なので見つかり次第掲載します。

男子との対戦アレルギーになってからは大変でした。

何とかかんとか稽古には行ってくれましたが、試合の当日はなだめすかして会場まで辿りついていました。

しかしゼッケンを見て対戦相手がわかると観察に入ります。

遠くからアップの様子を見たり緊張のピーク。

さらに対戦相手が大きな子や男子だったりするともう涙腺崩壊!

そんな事が続いてました。


そんなある日の出来事。

この頃は道場稽古が終わってから週に5日は地区センターを借りての夜間稽古を三人でやっていました。

道場稽古が終わり地区センターに移動。


毎日、仕事をしながらも地区センターで行なう稽古メニューで頭はいっぱいでした。

いつものようにジャンピングスクワット100回から始まりミット打ちをし始めた時の事です。

桃子がグズリ始めてやる気無し状態。

怒りながらも妻に電話をして言い聞かせてもらおうと携帯を変わった瞬間、妻の声を聞いて桃子がいきなり大声で泣き出して

「ママ〜たすけて〜。」

携帯を取り上げて電話口の妻の第一声。

「ももちゃんに何したのよ!」

私「………」

おそらく毎日、毎日、学校と道場、そして地区センター。

子供ならイヤになって当たり前です。

今になって思えば子供達には過激な毎日を過ごさせていました。
この時マーシーはまだ3歳だったのでこの生活パターンには参戦していません。

空手道場へ通う生徒の親の時代です。

次回はこの状況をどう抜け出したかについて書きます。