昨日は審査会を行い11名の生徒がチャレンジしました。
田辺先生、松崎先生、他道場の生徒さんや審査を受けない生徒も仲間の為に集まってくれました。
基礎体力から始まり基本稽古、移動稽古、型などの課題に皆緊張して取り組んでいました。
最後は試合形式の組み手です。
各自二試合行いました。
輝砂斗、芽樹は他道場の生徒さんと三試合手合わせをして頂きました。
皆の緊張の中にでも出る真剣さが伝わって来ました。
特にオレンジ帯の生徒の型、組み手には成長を充分感じました。
そして最後は武将會初の黒帯なるか。
桃子の10人組み手でした。
全生徒の見守る中でのチャレンジです。
主審に田辺先生。副審に松崎先生と私。
最初はやや緊張気味のスタートでした。
皆、強い相手だけに楽な展開ではありませんでした。
最後の相手は大将です。
桃子の昇段審査と10人組み手を決定した時から最後の相手は大将と決めていました。
2人で一緒に始めた空手で初めて帯に差が出来ます。
7年前、空手を始める時に2人と交わした約束がありました。
「6年生まで続けるか茶帯になるまでは絶対辞めない!」
つい最近のような感覚です。
そして昨日、皆様の協力を得て挑戦する事が出来ました。
この10人組み手で一番感動した事は最後の大将との組み手が始まった時、待機している生徒から
「頑張れ!」と声援が飛びはじめた事でした。
他道場の生徒さんや見守保護者の方からも。
顔には出しませんでしたがグッと来ました。
強くなるのも先に進めるのも仲間の協力があるからだと思います。
子供達は空手を通じて流派を超えて目に見えない結束力を培っています。
おのおのが決められた環境やルールの中で、時には理不尽な事にもじっと耐える忍耐を習得しているからこそ同じ武道をしている仲間の気持ちがわかるのではないでしょうか。
審査会後は急遽田辺先生の組み手セミナーが行われました。
田辺先生、松崎先生。
集まってくれた他道場の皆さん。
協力してくれた道場生。
全ての人に感謝です。
10人組み手後に桃子の流した涙には7年間、親子で歩んで来た想い出と成果が詰まっていました。
桃子よくやった!