今大会で一番嬉しかった事は審判団の先生方の武将杯ルールの対応でした。
ルールミーティングの内容を完璧に理解して頂き私的には120%満足出来るジャッジをして下さいました。
我、武将會もほぼフルメンバーが参戦しましたが
結果は以下の通りでした。
小6上級女子軽量級 優勝 武井桃子
小5上級男子軽量級 優勝 武井大将
(ベストバウト賞)
小5上級男子軽量級 三位 根津輝砂斗
小3上級男子重量級 準優勝 堅田鼓太郎
4人のみに終わりました。
午前中からコートを巡回して見ていましたが、どのコートも盛り上がり満点でした。
午後に入ってからは上級戦の始まりです。
MVP目指して全参加選手フルスロットル!
6対4なら引き分け!
ガッチリ決まらなければ技有りなし!
間違い探しのルールを一切排除した完全決着!
この武将杯ならではのルールで延長戦続出!
決勝までは再延長あり。オール1分30秒!
決勝戦は最終延長まで本戦を入れて4回。
ストロングスタイルのフルコンタクト空手を掲げる武将杯。
気力と体力、フィジカルの強さが試されます。
心が折れて膝まづいたほうの負けです。
賛否両論ありますが、各大会ルールは様々です。
自分に合ったルールの大会に参加すれば良いだけの話です。
武将杯マニアの熱い闘いになりました。
決勝戦は2コートに分かれて行われました。
私はAコートを見ていました。
Aコートの第一試合は桃子とマユミちゃんの女子ジュニア空手版の名勝負数え唄でした。
再延長の末、僅差で桃子に軍配が上がりました。
私は特別表彰のメンバーには入っていませんが私的にはベストバウトでした。
続いては大将。
ここでハプニングが起きました。
この試合、意地と意地のぶつかり合いで最終延長までもつれ込みました。
あまりの接戦に審判団はまたも引き分け判定のまま間髪入れず本戦含め5回戦目に突入!
一度判定が出てしまったので特例としました。
ところがここでも引き分け判定。
審判団もこの二人の異常なオーラに飲み込まれていました。
ここで双方のセコンドの合意のもと、最後のマスト延長へ。
都合6ラウンド。全く動きの変わらぬ闘いに幕が降りました。
審判をも飲み込むベストバウトでした。
対戦相手の松村君は決勝戦を含め予選から13ラウンド闘い抜きました。
アッパレです!
武将杯史に残る闘いでした。
この二人、きっとこの日の事は忘れないでしょう。
いい意味でのハプニングでした。
今後は最終延長についてももう一度考えてみたいと思います。
他にも上級決勝戦は全ての試合で人間の強さを感じました。
ジュニアながら人としてリスペクトしなければならない場面が多々ありました。
心強きジュニア選手に心から拍手‼︎