11月4日武将杯の参加選手が400名に達しました。新規参加道場も多い為、武将杯ルールについて書きます。武将杯のルールは「ストロングスタイルのフルコンタクト空手」に則り創り上げました。
一番の特徴は反則に対する対応です。
ジュニア空手において(一般、シニアも)反則を故意にしている選手はいないと信じています。
勝ちたいから、一生懸命闘っているからこそ起きてしまう事もあります。
その観点から考えれば偶発的な反則や(偶然の顔面殴打や流れの中で起きた一瞬の掴み)押し、胸付けなどなど故意に起きたものでなければ一度は主審警告で注意を促し修正させる事を目的としています。
出来る事なら減点決着を無くしたいと考えています。
また、一回目の注意を受けると闘い方が小さいなってしまいます。
もし通常の一回目の前に主審警告があれば(副審の笛により主審が警告を与える場合もあります)この大会ルールへ順応し起動修正する事が出来ます。
警告は判定には影響しません。
もう一つの特徴は技有りを取っても必ずしも勝ちにはならない事です。
出会い頭の前蹴りなどでアドバンテージを取っても残りの試合時間を巧みに使い潰した場合(かけ逃げの連発や度重なる場外)は敢闘精神にかける為、減点対象になります。
柔道の指導と同じです。
間違い探しをするのではなく審判がいかに最後まで試合を成立させるかのサポートも兼ねた役割をしています。
もう一つは様々な大会ルールがありますが武将杯の上級戦では完全決着ルールを採用しています。
技有りもしっかり入ったものでなければ取りません。
また、上段回し蹴りなどをガードしていてもガードごと持って行かれた場合は技有りとなります。
(特に上級戦では)
上級決勝戦は本戦、延長全て1分30秒。
本戦、延長、再延長、最終延長となります。
最終延長まで最長4回を戦い抜きます。
(再延長で体重判定あり、規定以内の場合最終延長でマスト)
最後は気力、体力、精神力の闘いになります。
これら全てを極めた者のみ優勝のトロフィーを手にしてその先にある最優秀選手の大トロフィーを手にする権利を得ます。
(副賞め有ります)
納得できる勝敗にする為、判定基準においても通常の大会であれば5対5の引き分け基準を6対4も引き分け基準としています。
武将杯では大会当日の審判ミーティングに各道場の先生方の参加をOKにしています。
(ルールミーティングのタイミングは場内放送でお知らせ致します。)
大会迄あと1ヶ月となりました。
決定事項は随時報告致します。