大会におけるテーマはそれぞれだと思います。

上級戦では当然最優先されるのは勝負論です。

では、初級、中級戦を交え白熱の上級戦の決勝戦までの過程でさらなるヒートアップのアシストをするのが大会企画だと考えています。

フルコンタクト空手では強さを競うのは当然ですがその評価、感動、喜びのボルテージをさらに上げて行く事の努力に重点を置き大会を企画して行く事は大切な事です。

当然参加選手は多いに越した事はありません。

昔からの格言で「数は力なり」

民主主義国家では確かにそうかもしれません。

でも、手造りだから、小規模だからこそ出来る事もあります。


本音を言わせてもらえばジュニア空手では選手は上級に行くほど大会を楽しむ余裕など無いと思います。

緊張との戦い、勝たねばならぬ使命感。

一番力が入っているのが保護者を含む親族、稽古仲間、指導者ではないでしょうか。

実際私自身がそうです。

結果として全てが終わった後でその大会への評価が、安堵感で近い記憶として戻って来るのです。

大会に対する評価は闘った選手を含め、保護者の方々や指導員の先生方の感想に委ねられてきます。

当然その評価が次回大会の出場への可否に繋がって行きます。

大会の帰り道や食事をしている時に試合の勝ち負け以外の楽しかった事や嬉しかった事、の思いで話しができる大会。

それが理想です。

武将杯の様な単独道場主催の大会で出来る事は今までに無い発想を当日会場に足を運んでくれた全ての方に、全力でぶつけて行く事が現時点の姿勢です。

我が子を出場させたくても出す事が出来なかった悔しい思いがあったから武将會を立ち上げました。

武将會のような小さな町道場でも道場を立ち上げ大会を主催するといい面にも嫌な面にも直面しますが、

夢と希望と自由を。

GO for block(当たって砕けろ)
限界無視

この精神を忘れずに大会運営と向き合って行きます。