小さいうちは習い事に行きたくない時がよくあります。
キャリアにもよりますが、環境の変化や体内時計がリズムを掴む小1の夏休みくらい迄は仕方がない事かも知れません。
今から書く事は私的な考え方です。
私の現代教育のあり方にに対する私のエニィクエッションです。
時に子供は疲れや眠さを理由に学校や稽古を休みたいと母親に訴える事があります。
私の対応です。
疲れているのが理由であればそれは認めません。
結論は、まずは学校、道場へ行かせます。
そこで挨拶をした後、どうしても出来なければ自分の口で先生に理由を言わせて休みを取らせます。
一度、支度をして行く事に意味があると思ってます。
先生に自分で休みたい理由を言う事に意義があります。
我が子に対する対応です。
高熱があったり、怪我をしていたり、他のどうしようも無い理由の場合は別ですが親子だから出来る判断があります。
現在、私の三姉弟は空手の他にボクシングを習っています。
野口会長に全てをお任せしてあります。
その部分では習い事に通わせる保護者の方々と同じ立場です。
私の考え方です。
理由にもよりますが、疲れているから、眠いから、遊びたいから、などの理由で休ませてしまうと子供が休み方を覚えてしまうから一切認めません。
帰って来てもいいから一度は学校、道場へ行かせます。
兄弟で習い事をしていると一人が休むと一緒に休みたくなる傾向が良くあります。
これを認めるのも親の判断になりますが、習慣性になる事が多く見受けられます。
先日、ある先生との会話の中で。
「昔、子供の頃道場へ行けば痛い思いをする印象しか無くて、行くのが嫌で嫌でたまらなかった事を今でも覚えています。
でも勇気を出して大きな声で オスッ と言って入ってしまうと何とかなっちゃって、その繰り返しでしたよ。」
今日もある人との話しの中で
「筋肉痛は動いて治せ!」
と言う私にとって痺れる名言を頂きました。
冒頭でも書きましたが、親子だから出来る対応はそれぞれ違います。
家庭内のバランスの取り方や習い事に対する親の熱量、子供の熱量、ライバルに対する親の考え方、子供の考え方。
全て違うと思います。
皆さんも経験があると思います。学生時代に朝起きて「今日は学校に行きたくねぇな」と思った事が。
しかし、学校へ行ってしまうと楽しく過ごしていたりして。
時代は令和になります。
平成を飛び越えて昭和のオッサンのノスタルジックなブログになりますが、昔はよく先生に喰らわされました。
私の小学校の時の担任は海軍上がりだった為、悪さをするとよく海軍ビンタを喰らわされました。
今になってはいい思い出です。
先生が怖かったですね。
中学生の時にはある件で父親と私が担任の先生に呼び出された時などは私が父親に逆らうと、父親の前で思いっきり喰らわされました。
家に帰って父親は母親に
「○○先生は大したもんだ。俺の目の前で手を挙げて見せた。」
その先生の口癖でした。
「 三度呼んでも返事のない奴は犬や猫以 下だ。」
と言っては小突かれていました。
そんな時代でした。
今の学校教育、特に体育の授業では組体操が無かったり、運動会の花形競技であった棒倒しやどちらかの騎馬が潰れるまでやった騎馬戦なども止めている学校が多いです。
ドッチボールすら禁止にしている学校があるそうです。
子供が怪我でもしたらどうしょう。
すごく、すごく理解出来るし当然の事ですが、何か違う気がします。
子供が弱くなっているのか?
子供を弱くしているのか?
この様なテーマは時代の流れ、と言う一言で片付いてしまう事が多いです。
子供に対するルールが厳しすぎて教育者が生徒をコントロール出来なくなってきている様な気がしてなりません。
よく耳にする言葉です。
自分に強く、自分に厳しくなりなさい。
自分に対する厳しさって見て覚えるものでしょうか?
聞かされて覚えるものでしょうか?
どんな事でも始めは教えられるものだと思います。
教えられ方、教え方。
甘い教え、厳しい教え。
甘やかしの基準って?
厳しさの基準って?
全ては子供の成長過程を見ていれば答えが出てくる様な気がします。
授業を妨げる行為をする者を見て見ぬふりをしたり、
幼児の発表会などで全員が王子様やお姫様を演じたり、
小学校の運動会で担任がリレーの選手を持ち回りで選出したり、
順位をつけない徒競争があったり、
そこを目指して頑張って来た子供の気持ちは無視されています。
勉強が飛び抜けて出来る子供がいる様に、演技力の素晴らしい生徒や、ずば抜けて足の速い生徒の実力を皆の前で評価をしてあげずに潰している様にしか映りません。
勉強でもスポーツでも自身の実力で掴む何かの過程を正確に評価してあげてる事が必要だと思います。
親が子供を躾けるように、学校責任者が先生をしっかり躾けてほしいです。
熱血先生のいた時代が遠い記憶の中です。
今の時代、熱血校長が必要なのかも知れません。