空手を始めて約一年が過ぎました。
大会や合宿ににも参加させて頂きテンションが上がって来ました。
ところがここで大きな出来事が起こりました。
これから書く事は実際に起こった事であり事実を曲げたものではありません。
独立なのか何なのか?わからないまま葛飾区内に師範のお弟子さんが道場を開設しました。
活気付いていた道場から1人、また1人移籍して行きました。
そんな流れに乗って桃子、大将も移籍させてしまいました。
この時、とても悪い事をして師範を裏切ってしまった罪悪感がありました。
同じ流派なので顔を合わせる事もあると思います。
良くも悪くもこの決断が後の独立に繋がります。
同じ流派だったので上の方同士では話し合いは出来ていたものだと思います。
移籍先の小学生はほとんどが空手を始めたばかりの生徒でした。
子供同士はすぐに仲良くなれるものです。外様の二人を仲間たちは心良く受け入れてくれました。
移籍にあたり出来る限り色々な大会に参加させてもらえる事をお願いし、了承してもらいました。
ちょうどこの頃、道場の帰り道にあるキックボクシングジムでフットワークやミット打ちの稽古も併用して行いました。
年が明けて新学期を迎え大将も小学生になり、大会への出場も多くなりました。
と言ってもまだまだ初中級クラスでした。
そんな中、都内で開催されたある選抜大会に桃子、大将が出場した時の事です。
当日、会場でとんでもない事が起こりました。
試合前の桃子、大将にはかなりショックだったと思います。
今でも信じられない事です。
この続きは時系列をしっかりと整理して次回に書きます。