○ヴェルトラウム(ヒルダの21)
 6月16日の1勝クラス(芝1400m)に出走し、7着だった。レース後は天栄に戻って休養中。
 やはりスタートはよくなく、後方から伸びたが、前も止まらず差し切るほどの脚ではなかった。ただ、ここ最近ではまずまずの内容だったし、ジョッキー選びからも、これを使ってから方向を決めるような使い方だったと思う。その点、新潟開催に向けてそれなりの手ごたえがあったのではないか。
 新潟の千直なのか、マイルぐらいに伸ばしていくのか、ダートなのか。正直、マイルを試す機会は整ったと思っている。
○ローゼンモンターク(マルティンスタークの21)
 NF空港で調整中。坂路で14から16のキャンターまで戻ってきた。
 札幌開催での復帰とのことで、馬体重も450kgまで増えたのもいい傾向。あとは距離選びだが、おそらく1800mだろうと思われるが、7月20日の芝1500mが牝馬限定戦もあるので、1800mの混合戦でも戦えたから選択肢も多い。
 一発回答か、もう1回使える保険をかけて、7月中の出走を願いたい。
○コーチェラバレー(キャンプロックの22)
 NF空港で育成中。前月と同じで、週に3回、坂路でハロン15から17のキャンターを2回乗っている。
 馬体重は中間で439kgと、やっと昨年秋ぐらいの重さに戻った。また、背腰もしっかりしてきているとのことで、順調に成長している。
 秋が近づいてきたころに脱北予定とのことだが、ゲート試験のために札幌入厩してから、9月に脱北というのが個人的な本線。
○スルーザナイト(マイティースルーの22)
 しがらきで育成中だが、口角を切ってしまったため、月初めは休養に努めた。
 馬体重は中間で473kgと、休養もあり30kg近く増えている。ここから乗り込みがはじまるが、これが維持できれば秋以降が楽しみ。
 9月に栗東に戻って、10月ぐらいの新馬で走れるのが今のベストか。距離はマイルぐらいだろうか。
 
 4歳以上の出走はなし。リゴレットも札幌開催を予定しているとのことで、7月も中旬以降に出走予定。来月は今年度の募集予定馬も出てくると思うので楽しみ。