町の小さな道場に21才から通い、入門1ヶ月で、プロキックボクシング選手との試合を組むが対戦相手に身内の不幸があり無効試合となる。無効試合の代わりに、プロ空手、サポーター無しのリング戦に参戦した。 3分2ラウンドの激戦の末、判定負けをした。自分の未熟差をしり、そこから火がつき稽古に真剣に取り組み、リング戦での敗北は一年後には本選一本勝ちで、けじめをつけた。その後、数々の大会に出場し名誉ある実績を残すが、武道空手の思想から道場を去り、独自で実戦武術を追及する修行が始まった。
プロキックボクシング、総合格闘技、ボクシング、合気道、柔道、剣道、少林寺拳法との手合わせを経験した。又、数々の荒行をノルマとし成功させた一人
ツキノワグマ、猪との闘いに望み、死を覚悟し、一人、何も持たない状態での山籠りは2回経験した。その数々の経験を元に、実戦武術(命のやり取り)の精神を作り上げた。
全身武器化を目的とし、倒すことよりも、有意に立つ事、日々研ぎ澄まして行く稽古を、生涯武道として精進している。
武道精神の発信基地として武心会を立ち上げると共に、武道教育の一貫として精力的に活動している一人の実戦武道家である。
少年部では武道空手の指導と、2020年からは本格的に選手クラスをスタートし、日本チャンピオンを育てている。
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