去年の今頃は抗がん剤治療真っ最中。
抗がん剤の副作用で一番辛かったのが味覚障害かもしれない。
髪の毛は抜けると覚悟してたし、ウイッグ付ければ何とかなる。
吐き気はそんなでもなかったし、そりゃつわりの時の方が辛かった。
味覚障害は まったく想像がつかなかった、よく砂を噛んでるみたい という表現を目にしたけど、ピンとこない
で実際は日に日に味覚がおかしくなる
まるで味を感じないモノもあるし、味を感じないと食べれたモノじゃない
砂というよりプラ?ビニール?みたいな…
白ご飯はまったくダメで、納豆や卵かけたら何とか食べられたけど、何日も続くと、それはそれで嫌になってくるし
私の場合は甘いモノだけが唯一 甘いと分かって、でも普段だったら甘すぎて食べれないくらい甘いモノが普通の甘さに感じた。
そして、去年の あのクソ暑い夏に、水もお茶も受け付けなくなって
飲めるのはコーラと午後ティーだけ
今までコーラなんて1年に1、2回飲むかな?って感じだったのに1日数本飲んだな
朝ご飯にドーナツ食べてコーラ飲んでたら次女Aに「アメリカ人か!」って突っ込まれた事も(笑)
食べる度にガッカリするストレス
何かちゃんと食べられるモノはないか?
と美味しくもないのにアレやコレや食べてみて体重増えたり(笑)
夕食を次女Aが作ってくれてたのでホント助かりました。
そして大分後半になってから、美味しいと思って食べるからガッカリするんだ
不味いけど仕方ないから食べる
私はこれから不味いモノ食べます!
と思って食べるようにしたら、ストレスは減ったし不味いんだから仕方ないと、ちょっとはマシに食べれるようになった
もっと早くに気がついてれば良かったな。
友達とご飯食べに行っても、せっかの美味しそうな料理なのに、味が分からない
辛すぎる、もうホント味覚障害だけは嫌!
だからゼローダ を…って言われた時も
「副作用に味覚障害はありますか?」
と真っ先に聞いたわ(笑)
食べ物の味が普通に感じるってシアワセな事なんですね。