同じ失敗を(繰り返し)する=成長していない。
失敗を乗り越える=成長した。

失敗を資産化する。
たとえ少しの失敗でも乗り越えれば、必ずレベルは上がってる・次の段階に進める。
失敗は避けるのではなく、乗り越える。

人は完璧でない以上、(行動する以上、何らかの)至らない点が露見するのは避けられない。(ロマン・ロランではないが、失敗しないことは簡単でそれは行動しないこと)それを、少しずつ出して日々削ぎ落としていく。それが「失敗を乗り越える」コトかもしれない。


フィジカルハードウェア
メンタルソフトウェア
と言っても過言でない気がする。
(ソフトウェアとは「情報(伝達)そのもの」のイメージ。で例えると、本そのもの=ハード、活字情報=ソフト)

築山節先生(脳外科医)の著書によると「メンタルの病気は、実はフィジカルに原因があることが多い」(うろ覚え)とか。
脳の障害も生活習慣が原因、もしくは生活習慣で脳の内部まで改善できる、と言われているのだ。
これは大変興味深い
普段ITに携わるのでこんなイメージがあるからこのようなイメージを持つのだが、本質はここにあると思う。

結局、パソコンでもなんでも、
ソフトウェアの問題は実は少なくて、ハードウェア(使い方とか含む)に問題があることが多い。
それに酷似している。

つまり「生活習慣」にこそ、うつの「原因」が隠れているケースが多いらしい(飯塚浩先生:心療内科・精神科医)。
 (「うつの原因は不明」…というのは現段階で特定されていないだけで、(複合要因まで含め)原因そのものは必ず存在する(はず)
 :ちまたで色々取り沙汰されているように、すでにそのいくつかは特定できてる)

・うつになるような(低タンパク・高糖質な)生活を送っていないか
 (代々、その傾向が強い家庭環境にないか:例えば、地方に多いのだが「奥さんは残り物で…」という低タンパクな文化にいないかなど)
・(無意識のレベルも含め)考え方・行動9割は親から伝達する。(苫米地英人さんの著書より)
 それが現実に沿わない考え方なら、それを少しでも自制するよう気を付けているか。
姿勢は大丈夫か。
運動習慣はあるか。
コア時間に睡眠をとっているか。

結局…
脳内伝達物質を増やすには、現在の生活習慣を変える必要があるのではないか。
 食事:原材料を投入する
 睡眠:伝達物質を生成する
 運動:伝達物質を増加させる・分泌させる・栄養を体の隅々まで届かせる。

うつになる・深刻化するということは…
とことん努力するから、うつになるのだ。
努力しない人であれば、「ヤバい」と少しでも思った時点で引き返すはず。
うつになるというのは他を顧みずとことん(まちがった)努力をした結果ではないか、と自戒を込めて思う。
そしてこれからが核心なのだが…

そこから回復するとなると、相当な努力が必要となる。
並々ならぬ努力が。

何処が悪かったのか、問題点を洗い出す。
・どうやってトコトン生活をチューニングするか。 (何を、どのくらい?)
 (量的・質的・時間的・空間的(必要でないものは避ける))

失う時間はもう残されていないはず。きちんと優先順位をつけて対応する。

ハードウェアは物質であるゆえに、リペアには物理的な手間暇が掛かる。
そこを直す(治す)覚悟があるか、が大きくその後を決定するのではないだろうか。 
病気を発端として、自分自身と真っ正面から向き合ったと思う。

その結果、少しずつチューニングして生活や考え方を矯正できたと思う。
残件として直らないところもあったが、それはそのまま受け入れたようにも思う。

結局、「弱い自分を受け入れる」ということは、強くなる必要があった。
逆説的だが、受け入れることで、強くなれたと思う。

頑張る肩の力の入れ方も、その方向性も…弱い自分と真っ正面から向き合うことで、大きく変わったと思う。

弱い自分・醜い自分・だらしない自分・サボる自分・せこい自分・…

気質やキャラクターという意味では、この10年で大きくは変わっていない。

が、「ありのままの自分を受け入れた」ということはとても大きい。
どこか「清濁併せ飲む」ということに通じるのかもしれない

どうあがいても、今の自分をスタート地点に選ぶしかないのだ。
「健康体だから輸血できる」のであって、より本質的な「自分」を優先的に選択するのだと考えた。

他人様よりまずは自分を、
自分の希望よりも自分の本音を、
理想より現実を、
立て前よりも本音を 

仕事よりも生活を、
遊びよりも食事・睡眠・運動を、
 …
優先することから始めた。

結果的に
審美眼が少し養えたかもしれない。
力み具合がどんどん無くなっていった。
そして、少しだけ勇気が持てた。
このブログは、俺の闘病記録とか、自分が実践してうつが軽くなった方法を紹介し、
それを偶然観た人に 少しでも役に立てば…との思いで書いています。

しかし、作用・反作用という言葉があるように、
アクセスカウントが増えると
(それだけうつに何らかの形で興味を持たれていることは、本来良くないことだと思うけど…)
俺自身の闘病生活に、何かの意味があったのだと振り返って思えます。

人は一人では生きられない。

だから、改めて申し上げるのも変ですが・・・
ご覧頂き、ありがとうございます。

今は孤軍奮闘かも知れません。
しかし、多くの同士が、日本中・海外にもいると思います。

キケロ「私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない」
は恐らく、
「誰しもが孤独。だから孤独感を感じているとき、実は多くの人が同じコトを思っている。
きっとそれは誰しもそう。だから、「孤独」は最もマジョリティなんだ」
という意味だと俺は受け止めています。

だから、大丈夫です。

一緒に、一歩一歩歩いて行きませんか?

またお暇なとき、ブログを観て下さい。
ではまた!


今日は京都へ番茶を買いに行きました。

最近、低血糖症を確実に脱しました。(一口二口、甘いモノを食べても、その前後で苦しさを感じなくなりました)
その次のステップとして、砂糖だけでなく、カフェインも(ほぼ)やめました(若干たまに緑茶を飲んだりするけど、頻度は激減しました)。
飲み物は、焙じ茶・麦茶・水(や無糖炭酸水)に切り替えました

ところで、京都で普段飲みのお茶は「京番茶」と言われる焙じ茶です。
(料亭のシメにも美味しい京番茶が出てきたりします)

コーヒー代を焙じ茶にあてようと思って、焙じ茶が美味しいお店の番茶を買ってみました。
これが薫りも良く大変美味しいので、クーラーで冷えた内臓を少しでも温めるつもりで、ホットで良く飲むようになりました

やはり冷たいものは(喉乾くから頻度も多いですし)体に良くないのでしょうね。先週まで夏バテのようなしんどさを感じてたのですが、温かい飲み物(と塩分補給)に切り替えてから踏ん張りが良くなりました。
(美味しいので長続きしますしね)

冷たいものはなるべく控えようと思います。(^-^)
「うつのとき、どうやってやる気を出せばいいの?」

良くある質問。

とりあえず「5分だけ」頑張ってみる …これならできるはず(「作業興奮」と言う)

次に15分まで伸ばす。(このとき最初の5分に比べると残り10分はすごく容易)

気付くと30分できるようになる(プチランナーズハイ状態?)。

これを繰りかえして行けば良い。

重要なことは、「次のターンでは疲労は少ない」ということ。

5+15+30=1時間。このうち 15分は5分より簡単だし、30分は15分より簡単。
同様に次の1時間(続くならね) は前の1時間に比べて容易。

これを「クレペリンの作業興奮」と言う。

「どんどん簡単(ラク)になっていく」「日々良くなっていく」…これは自己暗示などでよく言われるフレーズだけど
実際短期的に見ると理由がある。これを繰り返して行うことで偉大な業績にもコツコツした努力の積み重ねで到達できる。

更に言えば、心理学的には「成功確率60%」のときが一番モチベーションが上がるのだとか。
「60%」になるように作業を分解していけば、やる気はキープできる。

ハードルの量と高さを自分できちんと設定できる限り、自分はコントロールできる。

(「やる気の上手な出し方」についてはまたおいおい特集しようと思います)
人から「何をしたいの?」的に感じられることが少なくない。

俺の欲がまだまだ薄いのだ。
それはうつになった原因の1つでもあるし、うつになったからそうなったのdもある。

そしてそういう人達の唯一の「欲」は…
「普通になりたいこと」だと思う。

幸せになりたいとか、快感を求めるとかでなく、おそらく「普通」になりたい。

+でなく0。
0になりたいのだと思う。
生活を変える、って本当に難しいことだろうか。
確かに簡単ではないと思う。
それだけに 乗り越えたところに成長があると思う

そして、その努力は自分だけでなく、巡り巡って 他人様にまで影響を与える。
(あるいは今現在周りに与えている悪影響を痛感することで変える覚悟ができると思う)

俺は、(病気という必要に迫られてという理由があったためとはいえ)変えてきたし、これからも微調整する。
人様の知恵もどんどん自分に取り入れたいと思う。だから 自分が正しい、と強弁することはしないし、かといって自信がないワケでもない。
都度判断しながら、物事の本質を掴みたいと願っている。

逆に

他人様から 「本気」(ポリシー)というのが見えないときがある。
心の底から揺さぶられるような気迫が・・・

一瞬の感情の高まりは感じる。(概してそれは快不快程度の感情に起因することが多いように思う)
しかし、(自分の周辺に限ると・・・) 心が・魂が揺さぶられるような言葉は中々無い。
(もちろん、他者を軽んじてるつもりも、上からの目線でもないつもり)

(そして須く、そんな人達は、うわべだけでしか物事を見られていないとも感じる。
本当に悔しい思いをして変えてきた自分にとって、それが見るに堪えない・聴くに堪えないときさえある)

困難を分割する、ハードルを設ける、「乗り越えるメリット>現状維持」を心の底から痛感する
…ということを1つひとつじっくりできない人が多すぎるように感じる。(現状維持の心理が働くため)
(そして、何より、ここが一番辛い所なのだが、
自分が変わらないことで他人へ悪影響を与えるという事実を感じない人も居るようだ・・・)

悔しさを臥薪嘗胆して、冷静に 次に繋げるということをすることはとても大事だと自戒を込めて思う

間違いなく「今の現状は自分の(過去の)言動(の積み重ね)が原因」なのだ。
「起こっていることはすべて正しい」のだ。
他人(環境)からの影響も大きいとはいえ、一番の原因は、自分でコントロールできていないのだ。
(もっと言えば、「セルフイメージが現在の自分を作り上げている」と言えるのだが)

「(他人からのも少なくないが、殆どの場合) リミットを設けているのは自分自身」なのだ。
 (認識・思い込み・コミュニケーションレスが招いた(お互いの)勘違い…等を含めて)

しかし、現状を乗り越える為には余程の覚悟も必要になるだろう。
ハードルを乗り越えるために、概念のパラダイムシフトも必要になるだろう。
・「ダイエット」→「生活改善」、
・「嫌々資格勉強」→「生活の質を上げる」、
・「個人の幸せの追求・成長」→「グループメンバーとしての幸せ・成長」
・ただの掃除→生き方を変えるために整理整頓・模様替え
…など

「一生懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る」 (武田信玄)

やはり成長をするにも自省と自制と知恵が必要だと思う。
行動のないところに変化はない。
その前にポリシーのない所に行動は無い、と付け加えたい。

結局、行動できない人はポリシーの部分が脆弱なのかも知れない。
そしてそんな人は、きっと 弱い。
強い人は元々強いのではなく「ポリシー」が強いのだと思う。
大阪は梅田・グランフロント大阪で行われた「うめきた未来会議」に行ってきた。

行った理由はとてもシンプル、将来の技術の見聞、モチベーションアップ、…
そして プレゼンをやるのも(上手なモノに限り)観るのも とても好きだからだ。

どの講演者の方も、とても、本当にとても、感動した。
さながら、NHKの番組「スーパープレゼンテーション」(アメリカでいう「TED」) そのものだった。


東京に行けば、こういった催しものが頻繁に有るかも知れないが、関西では本当に少ない。

(情報の質も量もスピードも確実性も刺激も機会も何もかも、関東にアドバンテージがある。(自分の不勉強も多大にあるのだが)ここだけが個人的に関西における玉に瑕な所だと痛感している)

講演そのもの
( ・新規性
 ・専門性
 ・プレゼンテーション技法(見せ(魅せ)方)
 ・ … などなど)
も楽しかったが、観客の方達も、とてもモチベーションの高い人達の集まりだと肌で感じた。

講演の合間に交わされる挨拶・名刺交換など、学生・社会人関係なく、起業家・ベンチャー予備軍・個人投資家…
その場にいるだけでも何かをびんびん感じる雰囲気があった。
講演者の心に訴えかけるプレゼンと観客のモチベーションの相互作用で、とても愉しめたように思う。

もちろん、今回だけでなく、二回三回と催される予定でる。
…がそのときには個人的には入場料をとっても構わないように思う。(その方が元を取ろうとして質問がどしどしでると思うから)

マルチや宗教には興味が全くないが、企業にかける情熱は素晴らしいと思った。
(…とはいえ、ビジネスへのお誘いは勘弁していただきたい。このブログを通してビジネスをしようとは思わないから)

やはり、内側に向かうよりも外側に神経が行く方が面白い、と改めて思った一日だった。