よくブログなんかを検索していると、専業トレーダーがいるのを知り、どんなものかと初めてみる事にした。


ユーロ/円で、訳も分からずトレードしてみたら、48,930円の利益になった。


40万円でやってみたので、この利益額はどうなんだろう。。。。



「FⅩは95%が負け組で、平均負債額が550万円」



と、先週ニュースで見たので、そんなに甘いものではないのだろうな。。。



とにかく、40万円だけなので、遊興費だと思って楽しみながらやってみようと思う。






もう死んでしまってもいいのかな…。時折こんな考えが頭によぎる。大学を卒業して、地元の信用金庫に勤めてからもう10年になる私は、何の気無しに過ごしていた。
あっという間の10年だった。わずか入庫3年目にして営業に配属され、前途洋々に思えたのもつかの間、無理がたたって椎間板ヘルニアを患い入院してしまった。
結局、花形である営業から内勤に戻され、今では支店の融資担当主任をやっている。
普通なら結婚を考える年齢であるが、夫婦喧嘩ばかりしていた親を横目で見てきたせいか、結局、結婚願望は微塵もない。むしろ独身を貫く決意の方が強かった。
つまり、私は未来を見失った真っ暗闇に迷い込んでしまったわけだ。
しかし、そんな生活の中でも唯一癒される事がある。仕事の内線でかかってくる、本店営業部の浜田里子からの電話だ。
彼女は業務部に所属しており、主に住宅金融公庫や国民金融公庫の代理業務を担当している。どんな顔か、容姿か、全くわからない。けれども、電話越しから聞こえる彼女の声は、なんとも甘ったるい高音でとにかく癒されるのだ。話し口調もおっとりしていて、電話で話が終わるときには決まって「足立さん、頑張って下さいね」と励ましてくれるのだ。

風邪が流行っているときなんかは「足立さん、お風邪ひかないで下さいね」と私の名前を常に言ってから、優しい心遣いをしてくれる。

彼女ならいい嫁さんになるだろうな、きっと。そんな事を胸に秘めながら、私は優しい気持ちになっていた。