ずっと君を探してたんだ

毎日毎日

君だけを考えて

なのに

君を探し当てることができなかったんだ

そう

この日も

ヴルスト

君の気配を感じることはできず

あてもなく

外から覗くと

ある程度お客さんはいるようだ

ここに来るまで、雨の中にも関わらず

街の中を

君を求め

歩き続けていた

だが、どこもいっぱいで

ひょっとしたら君がいたかもしれないのに

そこを諦め

ここへたどり着いたってわけ

明日は帰国

最後に祈りを込めて

ドアを開けた

店内は比較的明るい

もちろん

真っ先に君の名前を探したよ

探している間に

喉の渇きを潤す

こんな素敵な灯りを見つめながら

君を食べてしまいたよ

パンが出てきたね

何ておしゃれなんだろう

このパンに君を挟んだら

どんなに美味しいんだろう

やはり

君に逢いたい

諦めようとした

その時だ！！！！！

燻製ハムのようなものがきたよ

確かに君に似ているものがあるかもしれないが

やはり、君の母さんを好きになることは出来ないよ

嗚呼、、、、

白い肌

でも陽が当たるところは

こんがりと日焼けして

そんな君が好きだ

え？

その時は以外に突然に

今までの苦労はなんだったのかと思うほど

簡単に訪れた

ヴルスト

今までどこにいたの？

どれだけ探したと思ってるんだ

え？

君は最初から

俺がここに来るってわかってたのかい？

敵わないよ君には

惚れてしまった俺の負けだ

しかも

君が双子だったなんて

2人を愛せと？

こうして

ヴルストを探す旅に終止符を打つのであった

そこで

あのブログだ

「俺は行くと決めたんだ！！！！」

へ

ブルストに逢えた喜びを

叫ぶために旅に出るのであった、、、、、、。

そう、あそこに行かなくてはならないのだ

ヴルストへ逢えることを応援してくれた皆さん

ありがとう

ダンケ！