やっぱりすぐに放置してしまった。
ぷーちゃんの口に出来たものは、ちょっとずつ大きくなってきてる。
口の右側は使えないみたいで、ご飯を食べる時は左側だけ使うから体が傾いでしまう。
水を飲むのも上手に出来ない。
ただ、水は年のせいで目が悪くなって距離感が掴めてない問題も重なってそう。
全然違うところに舌を出してるから、なんだか切なくなる。
コップを持って口元に寄せてあげれば飲めるから、まだ良いと思うことにする。
ご飯も嚙まずに丸呑みだけど、元々こういう子だから、食べてくれるだけで十分。
腫瘍のようなものが擦れて破けて出血して見てる側は痛々しいけど、痛がる素振りがない。
痛みがないって先生が言ってたのは本当みたいだ。
お互いに辛くなるから、せめて痛みがなさそうなのは救いでもある。
抱っこすると服が汚れるから、朝は注意が必要だけど。
洗濯すれば済むことだし、気をつけるから、まだまだ抱っこしていたい。


