猫が好き、犬も好き、本も好き、あとは何だろう、人間は嫌い、この弱肉強食な世界はもっと嫌い。群れている女はどうしてああも鬱陶しいのだろうか。満員電車はそこまで嫌いじゃない、無理やり電車の中に押し込まれるのは嫌いじゃないな、なんでだろ。

 

わたしは私なんだけど、時々私ではなくなる時があるのよね、わかるかな。死にたいと叫んでいる私が本当の私な気もするし、楽しそうにケラケラ笑ってる私も私な気がする、人を傷つけるような言葉を無償に親しい人に投げつけたくなる私も私な気がするし、小さくて愛しいものを見たり触ると脆くて潰してしまいたいと思う私も私な気がする、どうしよう、私は私がわからない。こんなに一日に私という言葉使ったことないな。まあ見てわかるように私は私が大好きで愛おしくてうざくて消えてしまえばいいと思うのよ。