燃える支援相談員(仮) ver2.0

燃える支援相談員(仮) ver2.0

介護老人保健施設で働く冴えない相談員のとらふぐ(仮)。
その徒然なる日常を綴ります。

Amebaでブログを始めよう!
久しぶりの

2年ぶりくらいの

投稿になりますね。





相変わらず、相談員として日々すごしています。







周りは変わっていくけれど




自分自身はなかなか変われません。







いろんなことを経験して




気がつけば30代も後半戦。





まだまだ頭でっかちの未熟者ですが




いつかは認めてくれるかな。







「自分の仕事にプライドを持って」







この言葉を胸に





明日も仕事頑張ろう!
「私の足がなんでこんなに冷たいかわかる?」って聞かれた。



最初は何かの暗号かと思った。




でも違った。




僕はその人のことをちゃんと見ていなかった。




だから「なんで冷たいのかわかる?」の問いかけに対応できなかった。




「布団かけずに寝てた?」
「窓開けて寝てた?」
「洗濯物干すのに時間がかかったから冷えた?」




こんなありきたりな事しか頭に浮かんでこない。




結局答えは違ったんだけど。




「靴下嫌いだから、脱いで過ごしてたら冷たくなった」



これが真相。




でもたぶん真相に行き着いて欲しかったんじゃないと思う。



もちろん真相に辿りつけることに越したことはない。



「私は靴下が嫌いだから履かなかった。だから足が冷たくなった。」

「今は健常者だからいいけど、もし認知症になったり介護が必要になった時、同じことをしてたら靴下を履かされると思う。」

「家族も介護者も、冷えたらいけないからって靴下を履かすと思う。」

「オムツだって一緒。失禁したら、失禁しないようにオムツをつけられる。本人の気持ちは置いといて。」


「だから利用者さんの抱えているいろいろな想いに気づいてあげて」





これ言われた時、心にガツンときた。



相談員何年やってんだって。



健常者の気持ちすら気づけないのに



要介護者や認知症の方の気持ちに気づけるのかって。



芯が無いとかいうレベルじゃない。




知識だけを、うれしげに知ったげにひけらかして




蓋を開けてみれば利用者さんの気持ちなんて何一つわかっていなかった。




いや、わかろうとしてなかったのかもしれない。




相談員失格だ。

ここの方と話をしてる時に言われたこと。



「あなたには芯が無い。仕事に対するハートが伝わってこない。」と。



ショックでしたねー。



自分で自覚してる部分ももちろんありましたけど。



なんかこれまでの10年が総否定された気がして。




もちろん話をしてて否定してきてるわけではないのはわかりましたけど




それに言い返せない自分に凹んで。




「自分の仕事にプライド持ちなよ」と言われ




それにも言い返せない。




プライドも無いのかな。




そんなことないって、ちゃんとプライドもって仕事してるって



胸張って言えなかった自分に凹んで。




でも



「自分を変えるチャンスかもよ」って言ってくれる。




落とすとこまで落としといて、最後に上げてくるなんて




なんと高度な技術(笑)




面と向かって




「そういうとこが嫌い」って




「そういうとこがダメなんよ」って




素直に、言葉を選ばずに直球で言ってくれる。




心にグザグサ刺さることも多いけど(笑)




いつも期待に応えてなくてゴメン。




いつまでたっても何にも変われなくてゴメン。




でも自分自身、変わらなくていいとは思ってない。



どうしたら変われるのかなって考えすぎて




結局行動しないからダメなんだよね。




考えるよりまず行動。




それが芯になり、ハートになるのかな。




前向きに




前向きに頑張ろう(^-^)