撮影会

よくTwitter等SNSで、ポートレートと検索すると、イベント形式の撮影会の投稿が出てきます。

アイドルやモデルの副業等、いろいろな方が出ているようですが、最近個人間での撮影でトラブルのニュースを良く聞くのでこういう撮影会の機会も悪くないのでは?と思っていました。

まあ個人的な個撮だと撮影をきっかけに、仲良く…なんてのは男性なら大抵考えそうな事ですが、ネットで写真が無断掲載されたりと現代では弊害がなにかと多いですよね。

撮影会では1対1の個撮だと一万円位と割と高額ですが、囲み(大撮影会)で、一人のモデルさんを複数で撮るというイベントなら¥4000くらいであります。

SNS掲載に関してやプレゼント禁止など、握手会などのイベントと似ていますがよくあるトラブル回避のルールは定めているようです。

メリットとしては、

●撮影慣れしている、ルックスで選択可能なモデルさん

どの人を撮りたい、色々な人を撮りたいなど幅広いですし、自分でモデルを探すとなると手間やリスク、段取りなどありますのでイベント感覚で気楽に参加するという意味では良い点です。

撮影慣れしていないと、なかなか写真では上手く表情が…というのはよくある話ですが、カメラ慣れしている方が多いのはメリットです。

 

●集団撮影ならそれほど高くない

撮影会費用としては、会話等コミュが必要ないのはある意味撮影オンリーだけというメリットもありますね。

会話を楽しみたい方は、個撮になるのでしょうが。

 

●割と有名な方もいる

例えば雑誌のグラビアをしている方もいたりと、芸能人に会うという感覚で来ている人もいそうです。

メディア等で見ていた方を、実際に見るとやはりインパクトがあるものですね。

 

●SNS等にフリーで掲載出来る場合もある。

モデルさんやイベントによりけりと言ったところですが、やはり撮った写真は見せたいというのが誰しも思うところでしょうから、いちいち許可を取ったりしないでもブログ等に掲載出来る時もあるようです。

 

●コスプレや水着撮影は個人では…

有償なら可能かもですが、私は基本相互無償しかしたことがないので普段着撮影しか経験がありません。

撮影会では、浴衣や制服などいろいろと好みで選択出来るのも良い点かもですね。

 

 

デメリットは、

●割と参加者には高齢者が多く、勿論マナーが悪い人もいる

どうしても人数が集まるイベントだと、迷惑行為までいかないまでも自己中な方はいるのかと。

そういう意味では、一対一だと撮影に集中できるというメリットがありますね。

まあアイドルのイベントと言うと、傍から見るとメンツの雰囲気が…と普通の視点で見ると思われる事が多々ありますね。

 

●意外とコストが掛かる

撮影会自体はレジャー感覚くらいの費用ですが、大撮影会用に望遠レンズ、バッテリー、SDカード、外付け照明…等、普段普通の外出撮影ではそれほど必要としなかったものが必須になりますね。

 

●カメラ好きが多い分、初心者装備では…

最近ではミラーレスも多いようですが、コンデジだと肩身が狭い等あるようです。

ポートレートで被写体とある程度距離がある撮影ですと、やはり数十万する大口径単焦点や、F値が低い明るい望遠などが最も適しているので、レンズキット等ではやや参加しづらいというのもあると思います。

まあ勿論機材を見せ合う大会ではないのですが、もし自分で探したカメラに全く無知なモデルさんなら、機材はそれなりでも特に問題ないでしょうし、スマホ撮影でもありだと思います。実際都内で撮影している光景を見たこともあります。

 

●動画撮影が出来ない

最近ではTwitterやInstagramでも動画が増えていますので、ショートなど撮ってまとめてYouTube動画にもとか思うのですが、基本撮影会では動画禁止のようです。

個人では、許可さえあれば撮れることを思うと残念な点ではありますね。

 

 

 

Twitterでのポートレート

Twitterを検索していると、関係ないワードから偶然ポートレート写真に遭遇する事があります。

所謂タレントさん等有名人のPRアカウントでは、スマホでスタジオの片隅で撮ったり、スマホ自撮りという割と簡単なスナップ写真ものが割と多いのですが、中にはポートレート写真をイメージして、少し凝ったものを毎回載せている方もいます。

 

 

 

小山璃奈さんは、雑誌の表紙を飾るくらいのタレントさんですが、Twitterでも割と拘って撮っているものが多いなと思います。

スマホ撮影かもですが、ポートレート寄りではないものの、やはり素材がピカ一なので写真集の一ページかと思う位の作りこみですね。

 

一方、先月埼玉の越谷が猛暑で最高気温になった日、『越谷』というワードで検索していたところ…

 

 

 

 

記録写真ではありますが、楽しそうな雰囲気がありますし、モデルさんとしても表情作りを研究熱心なのかと想像出来ます。

モデルさんだけでなく、アイドルもやっている方のようで、SNSの使い方が楽しそうな感が出ていますね。

こういうモデルさんなら、撮影会に参加してみたいな~なんて思った次第です。

引用ツイートしたところ、想像以上にアクセスがあったのでファンは怖いなとも思いましたがw

私の場合、普段はファッションの写真と言ったスタンスなので、所謂カメコと呼ばれる方々はやや苦手ではあります。

しかもカメラ歴は割と長いですが、知識は偏っていますし機材も質素なので、いざ他人と混じって撮影会となると…という気持ちにはなります。

撮影会のイメージとしては…TwitterやInstagram等でも単に『ポトレ』等で検索してもなかなか、目を引く写真は出てきません。

それぞれ好みがあるのは当然ですが、変なポーズで素材を台無しにしているものや、いかにもださい奴が考えて撮っているのか…と思ってしまいます…

まあ撮りたい写真は人それぞれなので、自分で撮った写真をSNSに公開することで既に満足感があるのかもですが。

 

 

撮影会となると…

私はこれまで様々なきっかけで個人的に、無償でポートレート写真を撮ることになったことがありますが、撮影イベント等に有料で参加したことはありません。

個撮というか、お友達同士で撮ると言った感じだったわけですが、仲良くなれるきっかけでもありますし、写真は思い出の記録として残りますので、無償でもお互いメリットがあります。

昨今ではSNSで撮った写真に、インスタ等のアカウントを載せればモデルさんのPRにもなりますね。

勿論モデルさん自身の、SNSなどに使う素材にもなります。

有償となると、何かとトラブルは起きやすいとは思いますが、他人に撮ってもらう自分に興味がある方は割と多いとは思います。

どうやってモデルさんを探すか?という点でもオリジナリティーがあると楽しいですし、他人が簡単に出来ない事はやりがいがありますよね。

男性からしたら、運営等の撮影会でなく個人的撮影ならデートみたいな…という視点もありますね。

 

撮影会は手軽に参加出来るのは利点ではありますが、やはりそれなりの支度は必要です。

私の場合未経験なので、まずは最も安価な団体撮影から…と思うのですが、望遠レンズを持っていません。

野外集団撮影となると3m~5mと離れる事が多いようで、普段はそのような距離感で人を撮る事は余りないと思います。

標準レンズでは、遠くてモデルさんの全身はなんとかでも、顔中心に撮れないな~というのと、撮影会では超望遠レンズも多いみたく、スポーツや野鳥撮影並みの装備ですねw

レフ板は運営の方が持っているようですが、逆光や暗い場所ですとやはり明るめの単焦点レンズ辺りを使いたくなります。

レンズキット等の望遠ではF値が高いものが多いので、焦点距離を考えた明るめ単焦点や、F値が低い大口径望遠レンズが野外ポートレート写真の撮影会に向いているのは納得です。

ただレンズキットの望遠でも、撮影会にて撮っている方がいないわけでもありません。

 

 

 

レンズキットの純正望遠レンズだと、各メーカー単品でもレンズとしては割とリーズナブルなのですが、それでも4万から5万くらいはします。

中古だと2万台もありますが、あくまで取り敢えず寄って撮れるという所で、仕上がりは見た目の過度な期待は出来ませんね。

私はレンズキットが60,000くらいだったのもありますし、普通の買い物感覚ではかなり高額ですよね。

しかも普通の望遠では、単焦点や明るめの超望遠と比べてしまうと写真の見た目が違いますし、上を見れば本体もフルサイズにして、単焦点、超望遠など複数持ち切り替え…となるときりがないですね。

ミラーレスで、標準レンズだと見た目がかなりコンパクトなので、バズーカみたいな望遠を装備している方からすれば、へえ~という点も気にはなります。

とはいえ、私は普段望遠を使う機会がなく、昔の一眼レフでも望遠を全く使わなかったのですぐレンズのみ売却したくらいです。

標準レンズのズームでまあ事足りるのですね。

撮影会の為に、望遠を買うのもな…と思いますし、最近単焦点を買ったばかりでもありますのでw

つまりそこまで撮影に関して熱意がないというか、お金を掛けてまでやる趣味か?とは思ったりします。

 

 

スマホでなくミラーレスや一眼レフ

 

桜を撮りに行った際も、おいおい大砲でも打つのかという位の、長さのレンズを用いた人も見かけましたので、そういうのはプロ野球のスタンドにいるカメラマンくらいかと思っていましたが、レンズを選んで自分が撮りたい写真の為にスマホでなく一眼レフを使う最もな理由なのかなと思いました。

野球場で、プレー中に選手の遠くで撮る為に、大口径の超望遠などを使うと言ったところでしょうか。

 

例えば室内スタジオ等で、自然光が余りなく…割と近くで距離を調整しながら撮影出来る場合はやはり単焦点かと思いますし、場面に寄って適したレンズ交換出来るのはミラーレスと一眼レフで、スマホには不可能です。

まあスマホでも、後付け望遠レンズみたいのはありますが。

 

撮影会は殆どがスマホ禁止というルールもありますし、見た目がごつい一眼レフの方がモデルさんから見ても、周囲から見ても機材の迫力という点もあるかなと。重要な点ではないとは思うのですが。

別にスマホやコンデジでも、背景ボケのポートレート写真は撮れますが、あくまでそれは個人や個撮でモデルさんと距離を好きに撮れる場合での話で…普通のお出かけ等ではそれなりの撮影が可能なのでしょうが、野外大撮影会となると話が別なのですね。

私が普段やっているセルフポトレでも、スマホではなく、ミラーレスのレンズに拘るように、時と場合で撮りたい写真に適した装備があるということです。

 

 

まとめ

あれこれ思いましたが、まあ取り敢えず、お試しで一回野外大撮影会に参加してみては?と思いました。

被写体と距離がある大撮影会でも、今参加するなら手持ちの単焦点か標準になりますが、どんな時も単焦点!という方もいるようですので、私の場合33mmではありますが、自撮り等で距離感を確認してみて検討しようかなという次第です。

レンズに関しては、実際撮ってみないと仕上がりを自分がどう思うか分からない部分が多いのは確かですし。

標準レンズを使って、もっとズーム出来たらな~とか思うのはだいたい想像が付きますが、加工でクロップしてどれくらい画質が粗くなるのか…等検証してみたくはあります。

写真のきれいさを求めてると上にはキリがないですし、私の場合そもそも本体がフルサイズではないエントリー機なのでそこまで深く考えず、色々撮る事でいろいろ考えていけばいいかとも思っています。

これまであまり数値や技術面でカメラを考えた事は余りなかったので、よい勉強の機会にはなりました。

ポートレート写真もほぼ感覚と絵的なことしか考えてこなかったので、これを機にもっとカメラが楽しくなるかもですね。

 

あらゆる撮影状況に応じて、より思った写真を撮るために臨機応変に細かく対応出来るのが、スマホでなく一眼レフを使う理由である。

と言ったところでしょうか。