ワクチン不正製造の事 | キャバリア bunnyがピョン

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H27.2月産まれブラックタンのバニーちゃん(男の子)すくすくやんちゃに育っています。

ワクチンって毎年必要なの?って疑問も持ちながら、それでも証明書がないと利用出来ない施設があったりして。
副作用の心配をしつつも、人間の社会で暮らすには仕方ないのかなと受けてきたけれど。
 
【以下JCNET記事より一部引用】
農水省は、動物用医薬品の製造大手「(株)微生物化学研究所」(=通称:京都微研、京都府宇治市槇島町24)が、国が承認した製造方法を守っていなかったなどとして、同社に対して医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づき40日間の業務停止命令と業務改善命令を出した。
同省によると、製造する67製品のうち鶏の伝染性気管支炎や狂犬病を予防する動物用ワクチンなど55製品で、有効性を確かめる試験をしていなかったり、試験で有効性の基準値を超えなかった薬品の試験結果を書き換えたりするなどの不正があったという。
同省の9月の立ち入り検査で発覚した。


「ん?」
 
なんだか難しいことが書いてあるように思うけれど、要するに。
京都微研と言う会社が販売してた狂犬病ワクチンは、有効性を確かめる試験をしていなかったり、試験で有効性の基準値を超えなかった薬品の試験結果を書き換えたりするなどの不正をしてたってことで。

お世話になっている獣医さん曰わく
「ワクチンに含まれるウイルスの量だけで効果があるだろうと予想して、実際に犬の体内で十分な免疫が獲得されるか確かめもせずに販売していた」
という、ね。
そんなお粗末なねぇ。。。
 
それなのにワクチンを製造販売した京都微研は…

「ワクチンの有効性が不十分の可能性があって自主回収するが、飼い主さんに対するお知らせや説明はしません。」

・・・だそうです。
 
ワクチンを実施した動物病院がアナウンスしなければ飼い主さんは知らぬまま。
大部分の飼い主さんに情報が届いていない可能性が高いとのこと。
ちなみに京都微研は動物病院にも明確な説明はしていないそうで。

そりゃ、黙ってりゃ下々の患者へはバレないかもしれないけど。
効果が有効じゃないワクチンを打たれたワンコは溜まったもんじゃないな!
 
対象となっている問題のワクチンは以下。
 
■キャナイン6ⅡSL
■キャナイン9ⅡSL
(※ロットによる)

含まれているパラインフルエンザウイルスコロナウイルスに対してのワクチン効果が不十分な可能性がある。
 
安全性に問題はないらしいけど…
人間じゃないからそこまでしなくてもいいの?
適当なデータを並べて、都合が悪いところは書き直して提出って、きっと小学生の方が真面目に勉強しとるよー!
 
【主治医の質問と京都微研の回答】
Q.該当ワクチンを接種した犬の飼い主さんへの通知はどうするのか?
→A.各動物病院に任せます。
 
 
Q.血液検査やワクチンの再接種等を希望される場合、その費用はどうなるのか?
→A.京都微研が負担する予定はないので、各動物病院の負担になります。
 
ねぇチミ、誠意って言葉、知ってる?

「注射が嫌いな子もいるよ?」

バニーちゃんは平気だけど。
効果のない無駄打ちは誰だって嫌だよね。
ちなみにバニーちゃんは、たまたま他の病院で違うワクチンを接種していたので今回の騒動には巻き込まれなかった。

怒っても仕方ないので、とりあえず自分の子はどんなワクチンを接種したのか、しっかりと確認して、違ってたらそれでいいし、もし打ってたら再接種するかを考えないとね。
大丈夫かもしれないけど、万が一って可能性もあるからね。
 
信じてたって言うか、こんな医療の専門的な分野は信用するしかないのに。
こんな企業体質の会社じゃあ・・・。
営業再開してもこわいよね。

動物だからって対応も軽いよなぁ。
人の子のワクチンだったら、でっかい訴訟がおきてるレベルじゃない?
 
薬もそう、食べ物もそう。
何を与えてあげるのがベストなのか、普通に迷うことが多いんだけど。
しれ~っと嘘の表示をされてたら元も子もないで~!

ビジネスが絡むと、何事も難しいなぁと思い知ったわ。

たまには真面目に(・∀・)

 

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