korg gadgetが素晴らしいので、しばらく各gadgetの使用感を書いていきます。
今回は、ベクターシンセのkievです。
ベクターシンセとは、複数のオシレーターを合わせて音声を合成するシンセです。
korgの方式では、4つのオシレーターを用いて合成します。各オシレーターの混ぜ具合は、ジョイスティックや、XYパッドを使ってコントロールします。
ベクターシンセで代表的なシンセはkorg wave stationです。korgは90年代の牽引者ですね!
ちなみにwave stationは、単体でもiOSアプリがあり、購入するとgadgetにも連携できます。
ベクターシンセの音色は、神秘的、抽象的または自然的な響きがします。無重力を漂っているような、または、雨音や風の音のような音色がします。
そのノイズと波形が合わさった音は、カラカラしたパッドとも言われます。
また、デジタルシンセであるため全体としてクリアな音色がします。
ジャンルとしては、ブライアンイーノのようなアンビエントな音楽に合うでしょう。
また、90年代Jポップのイントロ、アウトロなどでも耳にします。個人的には、元気な頃のエピックソニーの音っぽいと思います。
ベクターシンセについてはこれくらいにします。
さて、gadget kievの使い方ですが、
時間的な音色の変化が持ち味ですので、基本的に長い音価で演奏します。
また、オシレーターの混ぜ具合と、フィルターは、タッチパッドで操作しますが、動き方をオートメーションとして録音できます。
ベクターシンセの醍醐味ですので、是非オシレーターとフィルターの動きも気にしてあげてください。
少しプリセットについて見ますと、
legend forestは、上述のカラカラしたpadです。ベクターシンセに象徴的な音でしょう。
revival loreも同様ですが少し暗く、温かい音色がします。
shade gongは、音程感が無い無重力な感じの音色です。Jpopイントロなどで耳にした事があるでしょう。
nu parawanは、東洋的な感じもしますし、都会的な感じもします。
parawanとは、フィリピンの島の名前だそうです。
stroke padは、EDMなど使えそうです。サンセットな感じです。
まとめ
シンセサイザーは、ベクターシンセ以後、アナログ志向に戻りました。
そんなベクターシンセの音色は、中年にとっては懐かしく、若い人には新鮮に聞こえるのではないでしょうか。
新しい感性で使いこなせるミュージシャンが増えるといいなと思います。