40 artists, 40 days
2012年のオリンピック開催地の候補としてロンドンが名乗りを上げていて、いまロンドンに行くと、招致運動が意外な盛り上がりを見せていて面白いです。個人的にはオリンピックってなんだったっけ?程度の興味の低さなんですが。
で、日本にいながらにしてその盛り上がりっぷりを垣間見れるのが、テート美術館のキャンペーンサイト です。招致キャンペーンの最終40日間のカウントダウンとして、招致運動に賛同したアーティストが、1日に1人ずつ作品を公開していくという趣旨で、これまでに写真家のMario Testinoが撮影したKate Mossのヨーイドン!ポートレートや、Sam Taylor-Woodの作品、Norman Foster卿のデザイン画等、なかなかイケてる感じの作品がならんでいます。
たかが(といっては失礼ですが)オリンピックの招致程度でこれだけの人材を起用できる、イギリスのカルチャーシーンの層の厚さを感じた次第です。仮に日本で同様のキャンペーンを展開するとしたら、どんな感じになるんでしょうね・・・
カールスモーキー石井は絶対からんでくると見た!
(フミヤも当確)
忘れとった/umbro by kim jones
先日の記事の中で、スポーツブランドとデザイナーとのコラボレーションについて取り上げていましたが、記事をアップ後、数日間なんというか微妙な忘れ物した感にさい悩まされていましたが、先ほど気づいた。
UMBRO by Kim Jones 忘れとった!
PUMA X Jil Sanderのような押し出しの強さはないのですが、Kimの個性がうまくUmbroのスポーツウェアという制約の中で表現されており、抑え目な価格もあわせてなかなか好印象です。
Umbroは皆様ご存知の(私はあまり知りませんでしたが)サッカー用品?ブランドです。Kim Jonesはロンドンをベースにしたデザイナーで(ルックス貴乃花)、最近だとマルベリーのバッグをデザインしたり、代官山にコンセプトショップみたいなのをオープンしたりと色々と露出が多いですね。
このひと↓
というわけでこのサイトでは来シーズンのコレクションも含めてフルコレクションがちぇきら可能です。スポーツ少年はもちろんのこと、サッカーのルールをまるで知らない私のような引きこもりな皆さんにこそ、ぜひ着ていただきたい。
ちなみに、ロンドンではスニーカーが大人気でした。
確かに、かなりかわいいかも。
Google me not
昨年はIPOも果たし、もはやサーチエンジンのファーストチョイスとなった感の強いGoogleですが、このGoogleデスクトップバー というのが禿しく便利です。
自分のローカル環境に保存されたファイル、Web履歴、メールに対して、超高速でキーワード検索をかけてくれるのですが、すばらしいヒット率&スピードで、もう私にとってのGoogleデスクトップバーは冬香にとっての菊冶である とさえ言ってしまいましょう。
しかし、Googleってば、ギガバイト級のフリーメールに手をだすやら、ニュース配信を始めるやら、本当に隙がないサービス展開をしています。リアルとのチャネルミックスが発生するサービスには手を出していないのが不思議ではありますが、次はどう動くんでしょうか。
PUMAがAlexander McQueenとコラボレーションを発表
アレキサンダー・マックイーンがPUMAの新ライン(メンズ、レディス両方)のスニーカーをデザインすることになりました。
まずは9月のロンドンコレクションでお披露目の上、2006SSシーズンから世界各地のセレクトショップで販売が開始されるとのことです。
詳しくはこちらから
最近、スポーツウェアブランドがファッションデザイナーに接近するケースが多い(Adidas X Yohji, Stella McCartneyやNike X CDG等)ですが、この種のコラボレーションの端緒となったのはPUMAだと思います。なつかしのJil Sanderとのコラボに始まり、ミハラヤスヒロやNeil Barettともコラボしています。畑違いだと、スタルクやターリントンとかも?
スポーツメーカーとしてのブランドイメージにファッション性というコンテクストを付加する手段としてデザイナーの名を借りる、というのは安易なようでローリスク、ハイリターン(少なくともブランドエクイティという観点からは)な施策だと思います。既存需要だけではアップサイドの見えている市場拡大の手段として、既存のブランドイメージに「ファッション性」というコンテキストを付与するという手法は、売上低迷に悩んでいたLevi'sがLevi's REDの発売時にとった戦略にも通じる王道なのかもしれません。
一方で、ブランドマネジメントの観点からは、イメージの拡散・陳腐化が結果としてブランドエクイティの低下をもたらすのではないか?だとすれば、最適なマネジメントの手法やブランド拡張のクライテリアは何なのか?といった疑問も生まれます。
ブランドマネジメントの範たるケースとなり得るか、今後も企業のあり方として気になる存在ではあります。
Anthem: Dior Homme AH2005-2006 Preview
Anthem というアメリカの雑誌で、Dior Hommeの2005/06秋冬コレクションをフィーチャーしたファッションストーリーが掲載されるようです。
この雑誌、未チェックでしたが、体裁的にはカルチャー系の話題、アーティストへのインタビュー、ファッションストーリーをミックスした、アメリカ版iD的なスタンスなんでしょうか?
実物を見たこと無いんですが、都内だとどこで取り扱いがあるんでしょう?(ABCで取り扱いがないことは確認済み)
何はともあれ、秋冬コレクションがこの時期に大々的に特集されている&表紙はBaby Shambles のPete Dohertyということで、Dior homme/Hedi Slimaneが好きな方は要チェキラかと。
個人的には、秋冬コレクションにはそれほど心惹かれないというか、評価は保留したい感じですが、シーズン始まったら惰性で色々購入してしまうんでしょう・・・
マイケル・ウィンターボトムについて
私は非常に我侭かつ細部にこだわる性格のため、なかなか「面白い」と思える映画にめぐり合えません。映画を見に行っては、落胆して映画館を後にすることも多いのですが、何人か非常に信頼している映画監督もいます。その中の一人、マイケル・ウィンターボトム(Michael Winterbottom)の作品についてあれこれ。
ウィンターボトムは、ハンドヘルドのヴィデオカメラで撮影した、あるいみ「テキトー」な映像と編集、そして非常につぼをおさえた音楽の使い方が特徴だと思います。ラッキーエンドではないリアルな結末につなげる作品が多く、そのストーリーテリングの技法も好きです。
ただし、一部の作品は妙に社会派を標榜するようなところもあり("Welcome to Sarajevo", "In this world")、好き嫌いが分かれるところかと思います(私は好きではない)。
ということで、以下個人的なお勧めです。
ロンドンに住む「負け組」の女性を中心とした話です。退屈な日常に消費されそうな毎日をなんとか希望を探して色々やっては見るものの、簡単に奇跡は起こるべくもなく、日常は続いていくという非常に淡々と続くストーリーです。ただ、そんなサザエさん的普遍性の不変性の中にも、希望を持ってもいいんじゃないかと思わせてくれる傑作だと思います。ウィンターボトムの作品には珍しく、UKロックの曲はまったく使用されず、代わりにマイケル・ナイマンの妙にセンチメンタルな曲が使用されていますが、それもまたをかし。ちなみに主演のジナ・マッキーは、Notinghillで車椅子の女性を演じていた役者です。個人的にかなりいい演技だと思っているのですが、なかなかお見かけしませんね。
この人です↓
ちなみに、この作品は個人的な「邦題まちがっちゃった映画」の上位入賞作品でもあります。原題は"Wonderland"で、劇中のセリフを踏まえたものなのですが、「ひかりのまち」ってそもそも日本語としてどうなの?
1970年代後半~80年代にかけてJoy Division(後のNew Order)やHappy Mondaysといったバンドを中心に隆盛を極めた、いわゆる「マンチェスタームーブメント」のあれこれをドキュメンタリー調に撮影した、いかにも「ウィンターボトムらしい」作品です。最近、新譜を出していまだ元気なNew Order、Raf SimonsやClements Ribeiroといったファッションデザイナーとのコラボレーションでいまだ現役バリバリのグラフィックデザイナーPeter Saville あたりが好きな人にはマストだと思います。ま、ストーリーとしてはマンチェスタームーブメントのバブリーな盛り上がりと崩壊、をジャーナリスト/レーベルオーナーの視点から捉えたもので、特になんというか感動とかいう訳ではないんですが。
- アイ・ウォント・ユー~あなたが欲しい~
- この邦題も激しく意味不明です。というか直訳しすぎです。そもそも「~」ってなんだよ!「あなたが欲しい」って懐メロか三文エロ小説のセリフのようです。
- それはともかく、この作品もエルヴィス・コステロの"I want you"を効果的に使った作品で、あらすじはAmazonのレビューにお任せしますが、映像、音楽、ストーリーの相性がとてもよく、決してハッピーエンディングではないものの、納得できる作品です。
という訳で、ウィンターボトム作品の紹介でした。そうそう、現在新作の9 songs が公開中です。9つの曲をモチーフにした9つのストーリーで構成されているとか。はよ見にいかなければ・・・
ホリエモンとMattiasの不幸な出会い
常々思っていたのですが、GQって具体的にどういう属性の消費者をターゲットとしてるんでしょうか?
個人的には購入したことはありませんし、周囲に購読している人というのもいません。
毎号テーマを設定してムック的に記事を作りこむBrutus手法も、今や一般化しすぎたきらいもあります。
といった悪態をつきながら、コンビニで今月号をチェックしていたのですが、案の定記事内容は「ホリエモンの一日に密着!」やら「若手IT社長が読むこの1冊」的な物が多く、???でした。ところが、何故かそういった歯切れの悪い記事の後に、撮影Mattias Vriensのゲイゲイしいファッションストーリーが・・・グッジョブGQ!
Mattias Vriensといえば、それはもうあんなことからこんなことまでとてもここでは紹介できないような写真ばかり撮っているカメラマンですが、元々はDutchという雑誌で幅広く活躍しており、その後いくつかのメゾンの広告写真も手がけています。たとえば2003SSのPaul&Joeとか。
しかし彼の本分はやはりどエロ系だと思いますので、興味のある方はNumero hommeの最新号 でもちぇきらって見てください。
ディアスポラは父祖の地に還る
Dior hommeのエディ・スリマンのかつてのアシスタントが独立して、風雲急を告げるかと思われたファッション界ですが、世間は以外と冷たいようで、AW2005-2006デビューのクリス・ヴァン・アッシュ 以外はあまり騒がれていない気がするのは、私が世情に疎いというだけでしょうか?
クリスの場合は、YSL後期~REDコレクションまでのちょっとBoxyなテーラードやジャンプスーツやバギーパンツといったストリートテイストのアイテムを彷彿とさせるアイテムが多い気がします。
↓こんなの
一方、ニコラ・アンドレア・タラリス の場合は、STRIP/LUSTER期の全体主義的かつダークな作風をそのまま継承している感じがします。
↓こんなの
Verriのマーティン・バルなんて人もいました。一時期BEAMSが力を入れてプロモーションしていた記憶がありますが、印象薄杉。
個人的には、手持ちのニコラのDiorのアイテムと来季クリスのアイテムを購入の上、STARWARS episode3な状況を身を挺して表現したい!!!ってDark sideに転ぶのは誰?






