中山道「歴史の道」 与川(根の上峠から南木曽駅) Part1
【投稿者:河童】
↑歴史の道マップ
さて、朝晩すっかり涼しくなったとはいえ、
昼間は暑い日が続いていますが、そんな暑かった先週金曜日の午前中、
私と、滝ガールと、文化財担当職員Uとで、
中山道「歴史の道」与川道を 根の上峠から南木曽駅まで、
遊歩道の点検に行ってきました。
中山道「歴史の道」与川道は、部分的に史跡に指定されています。
『中山道「歴史の道」与川道』と言うと長いので、以下与川道と略します。
与川道は、たびたび水害が起き通行できなくなる木曽川沿いの中山道の迂回路で、
南木曽町の三留野宿から、お隣大桑村の野尻宿を結ぶ道です。
金曜日は、南木曽町と大桑村の境界、根の上峠から、南木曽駅に向かって歩きました。
その方が下りが長いので楽なのです。
全行程一回で紹介すると長くなりそうですので、
何回かに分けて紹介いたします。
というわけで、上の「歴史の道マップ」をご覧ください。
今日のところは、マップ内36根の上峠から、32松原御小休所まで紹介したいと思います。
スタート地点の、南木曽町と大桑村の境、根の上峠↓
案内看板とトイレが設置してあります。
一番上の写真と同じですが、しばらくはこうした林の中、
落ち葉でふかふかの道を下っていきます。
10分ほどで、石仏道標(MAP35)に到着。
↑石仏道標
この石仏は、宝暦11年(1761年)10月に建立されたもので、
右 やまみち
左 のぢり道
と彫られています。
右のやまみちを行けば、大桑村長野に出ることができ、
左ののぢり道を行けば先ほど通ってきた根の上峠を越えて、大桑村野尻宿に出ます。
この道標を見ただけでも、この道が古くから中山道の迂回路として使われてた事が分かります。
と、まるで私が何でも知っているかのように書きましたが、
ここまでの説明は全て、現地の案内看板に書かれています。↓
ちなみに三留野宿の方から見るとこんな感じです↓
木橋の向こうにこじんまりと道標が立っているのが分かります。
この辺りは小川に沿って道が続いています。
↑文化財担当職員Uに植物の講義を受けている滝ガール。
↓こんな花が咲いてました。
いったん車道に出て、↓
また山道に入ります。↓
もう一度車道に出るとそこがらんかん橋(MAP34)です。↓
ここまで根の上峠から約30分。
ここから少しの間、山道ではなく田んぼや畑に沿って与川地区の風景を眺めながら歩きます。
道脇に、やまあじさいが咲いていました↓
田んぼの先はまた山道です↓
長い木橋を歩きます。
写真では分かりにくいかもしれませんが、かなり長く続いています。
山道と里の道が交互に現れます。↓
棚田の脇を抜け↓
また山道へ↓
松原御小休所まであと少しの所から見る与川地区↓
山の斜面に家と田畑が張り付いているような場所です。
11月中旬頃には、紅葉が綺麗に見られます。
というわけで、松原御小休所(MAP32)で休憩です。
MAPの説明にあるように、御小休所は、高貴な方が通行する際、
休憩所として見晴らしの良い場所などに設けられたようですが、
ここは現在まわりに木が生い茂っており、見晴らしは全く良くありません。
しかし、反対にその木々のおかげでとても涼しい休憩所になっています。
この日は、根の上峠からここまで約1時間20分かかりましたが、かなりゆっくり歩いたので、
通常であれば1時間で歩けると思います。
今回はここまでにさせていただいて、
この続きは、Part2で。
↑歴史の道マップ
さて、朝晩すっかり涼しくなったとはいえ、
昼間は暑い日が続いていますが、そんな暑かった先週金曜日の午前中、
私と、滝ガールと、文化財担当職員Uとで、
中山道「歴史の道」与川道を 根の上峠から南木曽駅まで、
遊歩道の点検に行ってきました。
中山道「歴史の道」与川道は、部分的に史跡に指定されています。
『中山道「歴史の道」与川道』と言うと長いので、以下与川道と略します。
与川道は、たびたび水害が起き通行できなくなる木曽川沿いの中山道の迂回路で、
南木曽町の三留野宿から、お隣大桑村の野尻宿を結ぶ道です。
金曜日は、南木曽町と大桑村の境界、根の上峠から、南木曽駅に向かって歩きました。
その方が下りが長いので楽なのです。
全行程一回で紹介すると長くなりそうですので、
何回かに分けて紹介いたします。
というわけで、上の「歴史の道マップ」をご覧ください。
今日のところは、マップ内36根の上峠から、32松原御小休所まで紹介したいと思います。
スタート地点の、南木曽町と大桑村の境、根の上峠↓
案内看板とトイレが設置してあります。
一番上の写真と同じですが、しばらくはこうした林の中、
落ち葉でふかふかの道を下っていきます。
10分ほどで、石仏道標(MAP35)に到着。
↑石仏道標
この石仏は、宝暦11年(1761年)10月に建立されたもので、
右 やまみち
左 のぢり道
と彫られています。
右のやまみちを行けば、大桑村長野に出ることができ、
左ののぢり道を行けば先ほど通ってきた根の上峠を越えて、大桑村野尻宿に出ます。
この道標を見ただけでも、この道が古くから中山道の迂回路として使われてた事が分かります。
と、まるで私が何でも知っているかのように書きましたが、
ここまでの説明は全て、現地の案内看板に書かれています。↓
ちなみに三留野宿の方から見るとこんな感じです↓
木橋の向こうにこじんまりと道標が立っているのが分かります。
この辺りは小川に沿って道が続いています。
↑文化財担当職員Uに植物の講義を受けている滝ガール。
↓こんな花が咲いてました。
いったん車道に出て、↓
また山道に入ります。↓
もう一度車道に出るとそこがらんかん橋(MAP34)です。↓
ここまで根の上峠から約30分。
ここから少しの間、山道ではなく田んぼや畑に沿って与川地区の風景を眺めながら歩きます。
道脇に、やまあじさいが咲いていました↓
田んぼの先はまた山道です↓
長い木橋を歩きます。
写真では分かりにくいかもしれませんが、かなり長く続いています。
山道と里の道が交互に現れます。↓
棚田の脇を抜け↓
また山道へ↓
松原御小休所まであと少しの所から見る与川地区↓
山の斜面に家と田畑が張り付いているような場所です。
11月中旬頃には、紅葉が綺麗に見られます。
というわけで、松原御小休所(MAP32)で休憩です。
MAPの説明にあるように、御小休所は、高貴な方が通行する際、
休憩所として見晴らしの良い場所などに設けられたようですが、
ここは現在まわりに木が生い茂っており、見晴らしは全く良くありません。
しかし、反対にその木々のおかげでとても涼しい休憩所になっています。
この日は、根の上峠からここまで約1時間20分かかりましたが、かなりゆっくり歩いたので、
通常であれば1時間で歩けると思います。
今回はここまでにさせていただいて、
この続きは、Part2で。