離れ乳の原因って根本的に何?
ってなると、やっぱりそこは個人差はあるものの、
・普段の生活習慣や姿勢
・使っているブラやナイトブラ
・運動や寝癖などの運動量
等による、「クーパー靭帯のダメージ度」によると言えそうです。
でも、もう一つ、意外な要素があります。
それが「肋骨」です。
肋骨は、胸の所に両サイドから伸びる骨です。
当然ながら、この骨自体が、離れ乳の原因、ではありません。
なんでも、この肋骨の間で肋骨を動かすために機能する
「肋間筋」
という筋肉が硬いと、体がこわばって離れ乳の原因になるみたい。
どういうこと?
と思いますよね。
肋間筋は、肋骨の間にあって肋骨を動かす動作に働きます。
肋骨を動かす動作。
これは、一番代表的なものは「呼吸」です。
呼吸をするときは「胸郭」という、胸の骨の枠組みを動かします。
息を吸うと胸が広がるように感じますよね。
同じように息を強く吐くと胸に集まっていく感じがします。
この呼吸のときの胸郭や肋骨の動きをサポートするのが「肋間筋」です。
人間は、何らかの理由で緊張状態が続くと、特に外側の筋肉が固まるそうです。
背中とか、肩甲骨周辺、だとか。
背中、腰、脇の下の外側、肩などでしょうか。

中でも、肋間筋の外側の筋肉、「外肋間筋」。
これがこわばると、吐くよりも「吸う」回数が多くなるそうです。
結果、胸郭は息を吸う時広がりますから、広がりっぱなしになる。
胸が平べったく、開きっぱなしの状態になるわけなんです。
そして、この動作や姿勢が「クセ」になると、気がつくと胸郭を開くように。
胸郭を開きっぱなしにしている事で離れ乳が余計に進行。
だって、「胸を横に開きっぱなし」ですから。
結果、これが離れ乳の原因の一つにもなってしまうとか。
何れにせよ、日常の姿勢が大事、ということですね。
では、肋間筋、肋骨を「正しい位置に」保つにはどうするか。
1つは、マッサージなどで体をほぐしておく事。
もう一つには、ウエストニッパーなどの補正下着を着用することなどがあります。
でも、当然ながら寝ている時は両方ともできませんよね・・・。
そうなると、やはり寝る時用ブラ、ナイトブラが効果を発揮しそう。
今すぐ変えるべき!離れ乳解消のための「習慣」とは
わたしが思ったのは、しっかりとお風呂、湯船に入って、
背中の筋肉を伸ばすなど、体をリラックスさせる事も重要かも?ということです。
意外とシャワーだけで済ますことが多くて、湯船に入らない事、ありませんか?
私もそうだったんです。
でも、ある時、たまたまマッサージができる友人に体を触ってもらったら、
体の外側、特に背中側がカッチカチだったんです。
軽く撫でられただけでも痛い!と声を上げてしまうほど。
私は半年以上湯船にも入らず、体をリラックスさせていなかったんですね。
だから、バストも知らず知らず外側に伸ばされてしまっていました。
これじゃクーパー靭帯も引っ張られて伸びちゃいますよね・・・。
それに、肋骨を柔軟に使えるようにしておく事で、様々なメリットもあります。
例えば、呼吸が深くなりリラックス効果が高まる事。
これらにによって体もよりリンパや血流を促し、肌の血色を良くしたり、
老廃物の堆積を解消してくれやすくます。
お肌や美容にも血流は不可欠ですからね♪
ストレス解消にも効果があるそうです。
もう一つは、肋骨を柔らかく保つ事で姿勢がよくなります。
これにより、下がりがちだった内臓が高い位置に戻り、内蔵もよく働きます。
呼吸で横隔膜も柔軟に動きだし、それが内蔵の働きも活発にするそうです。
内蔵を正しい位置に戻す事は、ぽっこりお腹の解消や、
便秘、ダイエットなどにも効果があるといいます。
結局は、美しい姿勢を保ち、体をリラックスさせる事で、
身体自体も美しいプロポーションになるって事ですね。
もし肋骨の下あたりをさすってみて、敏感に痛みを感じるようなら
あなたの肋骨も固く凝り固まっているかも。
ストレッチやゆっくりした入浴タイムで、肩や背中、
肋骨を柔らかくほぐしてみてましょう♪