2019年1月初旬に念願のキューバへ旅行しました。
マイアミでの出張に合わせてちょっと立ち寄れるかと当初気軽に考えていたのですが、米国からキューバへは一定の渡航理由がない限り入れないことを知り、諦めかけたものの一旦キューバが頭に浮かぶとどうしても行きたくなり、東京⇒トロント⇒ハバナ⇒トロント⇒マイアミ⇒ニューヨーク⇒東京というちょっとハードな旅程を組むことにしました。
キューバ行きはツーリストカードという観光用の簡易ビザを事前に在日キューバ大使館へ取りに行ったり、トロント経由となるので、カナダに入るためのこれまたビザ代わりのETA(ネットだけで済むけど)を申請したりと、それなりに準備がいる上に荷造りも寒いところと暖かいところを行き来するのでなかなか大変でしたが、何とか手続きを終えていざ東京を出発。
夕方18:50のANA便で羽田国際空港を出発し、トロントに現地時間で夕方17:00過ぎに到着。それから20:00過ぎのエアカナダに乗り換え3時間半で遂にハバナに到着したのが0時過ぎ。
宿泊先であるAirBnBのホストが手配してくれていたタクシードライバーのエドワルドが名前の付いた紙を持って待っていてくれました。
空港を出ると、しっとりとした暖かい空気が約20時間かけて移動したことを実感させてくれます。
そうは言っても、キューバも冬の時期でそれほど暑いわけではなく、半袖で心地よいくらいの22,3
度位の気候。
建物を出たところのすぐ脇に両替所があり、しばし列に待った後とりあえず日本円で4万円を現地通貨に換えてみました。
キューバは二通りの貨幣があり主に外国人が用いるCUCと呼ばれる通貨と現地の人たちが使用する現地ペソがあります。
これは、単一通貨しかない日本から来ると何とも不思議な感覚ですね。
因みに両替所の列は大して長くなかったのだけれど、一人一人の処理がゆったりとしていて結構時間がかかってしまい、なるほど共産主義の国にきたのだなぁと実感しました。
少し待ち疲れた様子のエドワルドの運転で宿へと向かう途中、久しぶりに使うスペイン語で話しかけてみました。
エドワルドの年を聞いてみると、なんと自分と同じ47歳とのこと。
当たり前だが一度もキューバを出たことはないという。
旅が大好きな私としては、一生自国しか知らないで生きるってどういう感じだろう、とふと考えてしまいました。
街灯も少ない暗い車道を進んでいる内に少しばかり心細い気持ちになってきたころ、道路沿いに小さなバーのような場所から明かりが見え、ラテン音楽の爆音が聞こえてきます。 ようやくそこで、ああ!キューバに来たのだな、とワクワクしてきました。
更に暫くして、巨大なチェゲバラの顔がビルの壁に描かれている観光名所で有名な革命広場の前を通り過ぎました。
エドワルドが「ここは宿からも歩いて来られるよ。」と言うので、明日はまず歩いてここに来ようと思い、そこから宿までの大体の道順を頭に焼き付けました。
宿が近づくにつれ、お店や人通りも増えてきてようやくほっとします。
多くの人が歩道沿いの塀の淵なんかに座っておしゃべりをしている様子なので、「今日は金曜日だから夜中でもこんなに人が外にいるの?」と聞くと、「この辺りは繁華街だから」みたいな返事。
既に1時過ぎてるけど、バーなどのお店にいる訳でもなく皆何をしているんだろう、と思っていると、エドワルドが「この辺りはベダードという地区だよ」と教えてくれました。ハバナでは新市街地区のようです。
3階建てほどの建物の前で車が停まり、そこが今回のエアビーの宿でした。
最上階のベランダからおばさんが長い紐に結わいつけたコンビニ袋みたいなのをするすると下に落としてきて、エドワルドがそれを受け取ると、ドアに近づいて鍵を開けてくれます。どうも鍵の受け渡しをしていたらしい。
ハバナでは2,3階建ての家が多く、このような紐&コンビニ袋での受け渡しをしている光景を頻繁に目にすることになります。
一階入り口の頑丈な鉄格子の扉を開けて3階まで階段で上がると、部屋の入り口に頑丈な鉄格子があり、そこを開けると今度は木製のドアがありと、なんと入り口から3回も鍵を回して(実際には内側からも鍵を使って施錠するので合計6回!)、ようやく部屋に入れました。
人の好さそうなおばさんが迎えてくれ、すぐに部屋に通してくれると「おやすみ」と言ってすぐに出て行きました。
シンプルでこざっぱりとした部屋で居心地は良さそう。
とりあえず荷ほどきを終え、シャワーを浴びて飛行機から持ってきたペットボトルの水を飲み、少し小腹が空いたのでトロントの空港で買っておいたポテトチップを食べて就寝。 キューバ1日目はこれで終わりです。




























