昨日はNHKスペシャルで、娘が録画してくれていた、「HIMARI」さんの番組を見ました。 

 

わたしは彼女の存在を初めて知ったのですが、番組冒頭の曲の最初の一音から、「う~~ん!!」と唸ってしまいました。

 

その一音は、それ程衝撃的音だったのですが、その衝撃の中身とは、懐かしさ、優しさ、哀しみ、情熱、そして何とも言えない艶、そしてまた力強さ、そんなものが一気に感じられるものだったのです。

 

番組では、練習風景やオーケストラとの共演など、彼女の演奏が次々と流れ、久々にバイオリンの銘演奏を聞きつつ、教師の今後に関する方針や将来への考え方などを、聞くことができました。

 

そしてその中で、最初の曲演奏の完成度が、全体を通しても、彼女の才能を最も伝えていたものの一つだと解りました。

 

また彼女の曲を聞きながら、わたしはハイレベルのピアノの音の、一音の中に感じる奥行き在る音色や、また女性オペラ歌手の最高レベルのソプラノの艶までが、頭の中に曲と共に意外にも浸透してきたのでした。

 

久しぶりに、バイオリンの哀しい程素晴らしい(変な言い方ですが)演奏を聴くことができました。

 

音楽好き人間としては、日常の中の一時に、全くの予期せぬ至福の時を過ごすことができたのです。