例年梅雨と言ったら、7月の中旬頃まで続き、遅い時には7月25日位まで続いて、やっと終わるというのが普通なのですが、今年は記録に無い程の早い梅雨明けだそうですね。
これで今後は適当に雨が降ってくれて、暑さしのぎにもなり、水不足にも成らないのでしたらそれはそれで良いのですけどね。
長生蘭の最も育てるのが難しい品種に、今年は珍しく新根が多く出て来ました。
この品種は根が出難いことが有名で、その勢でなかなか元気が出なくて作り難い品種なのです。
植物にとっての根とは、人間で言えば食物を摂る口のようなものですから、特に大事な所なのですけどね。
20年以上前もこの品種を5年間程育てましたが、その時はもう大丈夫だろうと株分けしましたら枯れまして、その時根を見たら長さ3cm程の、太さが絹糸程の根が3本付いているばかりでした。
しかし今年は写真のように、新しい矢(軸)に新しい根が出ているのが見えます。
空中で止まっている根も有りますが、水苔の中へ上手く入っている根も有ります。
数えてみたら、5本は根が出て来ているようです。
去年の春頃からと思いますが、置き場を変えたのが良かったのかも知れません。
環境が合ったから、今年から新根を出すほどに元気に成ったのかも、です。
まだ矢が細いですが、秋に向けて太くなると思いますから、来年あたりからグンと力が付いてくるのではと、期待してるのです!!
次はキバナノセッコクの斑入りです。
親の柄(斑入りの入り具合を言います)も良いですが、仔の柄も今年も良さそうです。
親子ともほれぼれするような柄ですから、マニアックな趣味ですが挙げてみました。
次も同じ種類のキバナノセッコクの斑入りです。
去年のこのキバナノセッコクの仔は、途中の葉まで葉緑素が有りませんで、業界で言うところの幽霊状態だったのですが、今年は下の葉から良い柄が出て来ました。
去年幽霊状態でしたから、今年の柄が返って良く成ったのかも知れません。 今年の秋が楽しみです。
次もキバナノセッコクの斑入りですが、この小さな株は、大きな株の矢の途中から出たいわゆる高仔だったのです。
キバナノセッコクの斑入りから、高子が出たのは、何十年間で初めてでした。
今年も小さな仔が上がりつつあります。
この品種を最初に山採りから育て始めた時には、これよりまだ小さくて、矢の高さが3cm位だったのです。
山採りしたご本人の所の物は枯れまして、この親がようやく1本残ったのですが、数年後には山採りしたご本人にも1鉢お返しすることができました。
ご本人はもう亡くなられましたが、地元では山採り名人として有名な方だったのです。
この小さい姿を見ていると、当時我が家へ持って来た時のことなど思い出されます。
長年いろいろ育てていますから、話せば長く成りますね。 マニアックな話で失礼いたしました。






