先日はテレビで面白いことを知りました。
池上彰さんの話でしたが、日本海側では潮干狩りということが無い、ということでした。
潮の満ち干は月の引力と太陽の引力によるものだ、とのことは子供の頃から聞いていましたが、日本海は太平洋に比べると、海水の絶対量が少ないので、太平洋ほど月と太陽の引力を受けず、その分潮の満ち引きが顕著では無い。
太平洋側の海岸では4mにも及ぶ満ち引きが有るのに、日本海では10~20cmに限られる、とのことでした。
わたしは太平洋側に住む人間ですから、子供の頃から潮干狩りの経験がありますし、あの干潟に、夕方潮がヒタヒタと満ちてくる時の何とも言えない心細さのようなものは忘れないのですが、それは日本全国津々浦々のことだろうと漠然と思っていました。
ところが日本海側ではそれが無いとなりますと、それでは瀬戸内海の渦潮も、太平洋に繋がっていなくて、日本海に繋がっていればとても出来得ないということになるのでしょうね。
地球儀などで改めて太平洋と日本海の大きさを比べてみますと、納得させられるような気がします。
それにしてもあの太平洋の海の水を引き挙げる引力というものは、想像すらできません。
それに関連したことでも無いのですが、わたしはこの日本列島の位置、というものを以前から時々考えてみることがあるのです。
日本列島の現在位置、これは現在の日本と言う国の、また日本人と言う生きものを始め、ありとあらゆる生物の存在の根源をなしているように思えます。
もしもこの列島が大陸からもっとずっと離れていたら・・。
または、もっと大陸に近く、現在の日本海の中央付近に列島が有ったら・・。
または一部大陸と地続きであったら・・。
また現在位置よりもっと北に有り、北海道が最も南の島で、現在の位置関係から逆立ちした格好だったら・・。
また逆に、九州が最も北に位置していて、今度は南に列島が反転していたら・・、などと考えたりします。
それぞれを考えてみれば、生息する人間の体格、肌の色、顔立ち、性格まで違ってきて、文化など歴史そのもの、政治や宗教など、動物や植物もガラリと違ったものに成っていたことでしょう。
日本という国名も有ったかどうか。
それからみると、あらゆる面のこの国の現状は、列島が今の位置にあればこそのものであり、大陸の移動ということを考えれば、微妙なこの位置に今の所辿り着いたという(現在も僅かに移動中ですし)、単に偶然のなせるもの、然程絶対的なものでも無いのだ、ということが地学的にも言えるのかもしれません。
そしてまたその見方からすれば、世界の人々のあらゆるナショナリズムへの固執などは、偶々の地理関係から醸し出されたものでしか実はないのだ、ということも言えそうです。
しかしまた現実では、その地理的環境から住む人の性癖までが頑固なまでに形作られ、他地域への理解不足などが生まれて来たのが歴史なのだろうと思われるのですね。
シベリアに近くも無く、赤道に近くも無い、大陸から微妙に離れているこの列島のこの位置は、独特の気質も生みますが、偶然ながら相対的には恵まれている方なのではとも思われるのです。
多肉植物です。 子供を良く産みます。 名前は確か、子宝なんとか、と言ったような・・。
鉢の内径が8cmくらいですから、小さいです。

