最近は「マンガ 日本の歴史」38 野暮が咲かせた化政文化  という本を読み終えました。

 

この巻は、1805年から1823年頃の江戸を中心とした、文化面の話が主に成っています。

 

判り易く登場人物を書きますと、歌川豊国 喜多川歌麿 式亭三馬 葛飾北斎 また 滝沢馬琴 間宮林蔵 上田秋成 高田屋嘉兵衛 小林一茶 そして 二宮尊徳 フオン・シ-ボルト 伊能忠敬 杉田玄白 

 

シーボルトが長崎出島に着任したのが1823年と成っていますから、丁度200年前ですね。

 

その2年前にはナポレオン没となっていますが、僅か?200年前とはそんな時代だったのですね。

 

登場人物からして判りますが、この巻では浮世絵の話や庶民向けの物語や芝居の話、また医学や地理調査、農政のことなど、江戸幕府のことより市井のことが主なる題材になっています。

 

シーボルトに関しましては、吉村昭著「ふぉん・しいふぉるとの娘」に詳しく書かれていますし、浮世絵に関しましては司馬遼太郎氏の文庫本で読んだような・・、また高田屋嘉兵衛は「菜の花の沖」で読んでいますし、小林一茶も・・誰の作でしたか・・、もうどの作品の著者が誰であったのか、頭の中の小さな本棚が詰め込み過ぎで溢れて、足の踏み場も無いように成っています。

 

それはさて置き、そのようなことでして、特に浮世絵に関しましては余りこれと言って感じることもないのですが(著者がマンガ家だけに、この項は詳しく書かれていたようですが)一茶や良寛さんの俳諧には少し興味が持たれます。

 

なにか何時も以上にまとまりの無い文ですが、ちょっと面白かった判り易い川柳を

 

芝居見て 四五日奥のやかましき

 

芝居が流行っていて、たまに奥さんが好きで見に行くのでしょうね。 芝居帰りは四五日その話で持ちっきりに成るのでしょう。

 

  現代で言えば

ディズニー行き 四五日子らのやかましき

トラ優勝 四五日なにわのやかましき 

 

となるのでしょうか。

 

それともう一つ興味が湧いたのが、伊能忠敬の日本絵図作りに関してですが、伊能忠敬が歩幅で距離を出すのに、200歩で地図の上では1分(3mm)に成ったそうなのです。

 

伊能さんの一歩は69cmだったそうですが、200歩ですと13800cm=138mが地図で3mmということは

1、380kmが3cmのようですけど、何か一桁違うような気もします。

 

最初は地域別に大きな地図を書いて、縮尺したのかも知れませんね。

 

それにしてもわたしも歩いてみましたが、一歩69cmは難しいようです。

 

余程背の高い健脚だったのでしょうね。