先日TVで、サングラスのことを話していました。

 

最近の気候から、サングラスの必要性が話されていましたが、わたしにとっては言われなくても当然至極のことで、今年ももうかなり前から外出時はサングラスをかけています。

 

わたしは元々とても眩しがりやなのです。 小学校からの集合写真でも、何十人居ようが、わたしだけが眩しそうに目を細めています。

 

それが原因かどうか、自分で鏡を見ても、眼球の色が黒目で無くて茶目なのが解ります。

 

わたしは一月生まれですが、生まれて暫く7か月位は戦中ですから、気が付いたら(親もわたしも)、わたしは防空壕の中に居たそうです。

 

それで子供の頃から、人一倍世間が眩しく感じられるのではと、これは親の余り説得力の無い笑顔を交えた解説でした。

 

子供の頃はともかく、成人してからは、初夏以前から誰に遠慮することもなく外出時サングラスをかけています。

 

一番堪えるのが自動車の運転中です。 道路で走る車の車体の反射光、あれが一番目に刺さります。

 

サングラスをかけていないと、頭まで痛くなるようなのです。

 

そんなことはほとんど無いのですが、曇りの日、たまたまサングラスを持たずに運転して出かけていたら、途中から晴れてきたりすることが有ります。

 

そのような時は、迷わず何処かでサングラスを買うことに成ります。 たとへ家には有っても。

 

眼鏡屋さんはそうそう滅多に有りませんから、一度はコンビニで、~無いだろうけど・・・~と思いながらも、「サングラスは・・・」と聞いたことも有りました。

 

「置いてませんねぇ・・」と言われてガッカリすること著しく、目を細めて次の置いてるらしき店を探す情けなさ。

 

それ近年は一年中車の中に置いています。 店の事務所にも置いて、自転車で買い物に行くにもかけています。

 

そんなわたしの必携サングラスなのですが、悲惨な思い出が二つもあります。

 

一つは高級サングラスを(わたしにとって)割られた時でした。

 

まだわたしが30代はじめのころ、観光地へ家族旅行して、途中の眼鏡屋さんで買ったお気に入りのサングラスがありました。

今でもそのサングラスの色や形はアリアリと覚えています。

 

或る日店で、従業員の女性と楽しく話をしていた時でした。 その女性は盆栽友達の二十歳前後になる娘さんで、わたしが毎日忙しくしているのを見兼ね、自分の家で家事をしていた娘を友人が連れて来てくれたのです。

 

その従業員の女性は活発な人で、良く喋るし店内の掃除などもテキパキとやってくれていました。

 

その日もわたしと喋りながらあちこちの雑巾かけをしていましたが、途中何かがガチャンと落ちる音がしました。

 

「あ~~~すみませ~~ん」 と言う下を見ると、なんとお気に入りのサングラスが床に落ちて、レンズが割れています。

 

店の棚のちょっとしたスペースに置いていた大事な大事なサングラスが、雑巾に飛ばされて割れちゃったのです。

 

その時ほどガッカリしたことは、余り有りませんでした。

 

お気に入りに加え、楽しかった家族旅行の思い出もいっぱい詰ったサングラスが、無残にも・・・。

 

しかも割った従業員は、好意で来てくれている友人の娘さん。

 

わたしの心の中は「オ~~マイガ~~!!」なのですが、そのような顔も出来ません。

 

しかし「あ~~良いよ良いよ・・」とも出て来ません。

 

「う~~~、仕方ないな~~」とつぶやきつつ、あわてて片付けている塵取りの上の光っている破片を、見つめるばかりだったのです。

 

 

もう一つ、もう一つは大阪での、友人のアパートの管理人さんから頂いたサングラスです。

 

仲の良い職場の友人のアパートの管理人さんは、母子家庭の一家で同じアパートの一室に住んでいました。

 

友人とその中年の管理人さん一家は仲が良く、お陰で偶に訪ねて行くわたしにも愛想良くしてくれていました。

 

そんな或る日、管理人さんが、「○○さんこれあげる・・」と言ってくれたのが、女性用のサングラスだったのです。

 

女性の管理人さんがわたしにくれるくらいですから、わたしがかけてもピッタリ来るもので、しかも上品でおしゃれな感じの作りです。

 

細い金色の弦に、薄い紺色のガラス、女性が掛けるにはやや大きな感じでしたから、わたしに丁度良いと思ってくれたのでしょう。

 

わたしはくれた人の好意も感じられるそのサングラスが特に気に入り、仕事での外出には必ずかけて出かけていました。

 

或る日阪急京都線の高槻駅で、電車待ちのためにホームのベンチに座った時でした。

 

何時ものように、持ち歩いている文庫本をポケットから取り出し、サングラスを外して読み始めましたが、直ぐに電車がホームへ入ってきました。

 

ちょっと慌てて本をズボンの後ろポケットへ押し込み、電車に飛び乗りホッと見るベンチにサングラスが、あ~~、と思いながら走り出す電車から、お名残り惜しく遠ざかるサングラス見つめました。

 

サングラスも一生の別れを感じてか、上品な姿のままわたしを寂しく見送っているかのようでした。

 

二つの忘れられないサングラス。 

 

その後も娘たちからプレゼントされた高価なサングラスが有りますが、その他日常つかうものは安いものしか手にしないようにしています。

 

もしもの時にも激しくガッカリしないように、1000円前後のものしか買わないようにしているのです。

 

それでも形には少しこだわりがあります。いまかけているのは、バイデンさんのと似たような形です。

 

値段は全然似ていないことでしょうけどね。

 

思い出の多いサツキの花です。

下の娘が広島の専門学校へ通っていた頃、一緒にサツキ仕入れに回って、その時仕入れて帰った品種でした。

我が町では初めての品種でしたが、今では趣味者の間で良く広まっているようです。

この花を見ると、当時を思い出します。