新たにセッコクの花が咲きました。 これも今までに見たことの無い花です。

 

蘭友の所から来て、3年経って初めて咲きました。

 

 

同じセッコクの「都鳥」という品種に似ていますが、色合いが違いますし、花弁に厚みが有ります。

 

大分県産と名札に書かれていましたが、矢を見ると何となくデンドロビュームの茎に似た色です。

 

もしかしたら、デンドロビュームとセッコクの交配種かも知れません。

 

しかし小型ですし、大きくは成りそうにないので、このまま楽しみに育てて行くつもりです。

 

この花の特徴は、花の光沢が良いことです。 特に後ろのピンク色のところが光っています(写真では解り難いですが)。

 

 

この花を育てていたのは、40年来の蘭友の方でした。

 

87歳で一昨年に亡くなりましたが、竹を割ったような性格の人で、我が家から車で10分位の位置に住んでいましたから、良く蘭を見に寄らせてもらっていたものでした。

 

今でも信用金庫へ用事の有る時は、良く家の前を通ります。

 

門柱の間から敷地が見えますが、蘭小屋がポツリと庭に残っています。

 

家の方には誰も住んでいないようで、奥さんは施設に入っていると聞いています。

 

前を通る時は、自然に車のスピードが落ちます。蘭小屋をちらっと見て通り過ぎます。

 

何時ものように、蘭友が小屋の中の椅子に座っているような気もします。

 

門から入ると「は~い、来たな・・・」と明るい声が聞こえてきていたものでした。

 

わたしとは一回りの年齢の差がありましたが、同じ時代を半世紀近くも共に過ごせたことが、幸せに感じられることの出来る方でした。

 

 

今ではわたしより二つ歳上の和尚さんが、一人で毎週我が家へ来るばかりですが、以前は和尚さんがその亡くなった蘭友を車に乗せて来ていたものでした。

 

三人で何時も楽しく話し「和尚さんが家に迎えに来てくれるから結構なことや・・・」などと笑って話したりしていました。

 

最近は和尚さんとどちらが先にあちらへ行くか、などと話したりしています。

 

和尚さんは「自分の方が先やな、この前は医者で心臓の不調の事も聞いたし・・・」などと言いますが、和尚さんが言うと、何となく自然にビジネスライクな感じに聞こえたりしてくるのです。