「マンガ 日本の歴史 23」 弥陀の光明をかかげて

は、仏教のことばかりでしたから、24巻へ飛んで読み始めました。

 

24巻ではいよいよ織田信長が出て来ました。

 

徳川家康はまだ松平元康で、今川義元の下で人質生活を送っています。

 

元々日本史を読んでみようと思い始めましたのが、信長以前の日本はどのような様子?

 

と言う、全く漠然とした好奇心からだったのですが、ようやくここらで信長にまで辿り着いたのです。

 

しかし信長は巻末の方で出てくるだけでして、それまでの各地の戦いの様子が大部分と成っています。

 

信長出現のことは 1555年、同族宗家の守護代 織田信友(広信)を討ち、清洲城を奪う。

で始まっています。

 

それまでの、いわゆる戦国時代の初期状態ですが、これがまた戦いから戦いの連続で、各地の武将も役者が出揃ってきた様子です。

 

ここで大名という名称が出て来ます。

 

大名とは、ということで、将軍の威光に恭順せず(この付近は江戸時代と違うところですね)、守護段銭を領民に課し、財源を確保している者、そして領国内で公事を裁ける者、としています。

 

大名を列挙して、内政に長けた者として、 甲斐の武田晴信 越後の長尾景虎 安芸の毛利元就 駿河の今川義元 尾張の織田信長 畿内の三好長慶 

 

一方非器の大名は 美濃の土岐頼芸 畿内の細川春元 周防の大内義隆 が挙げられ

 

この他 関東の北条早雲 奥羽の伊達稙宗 山陰の尼子経久 四国の長曾我部元親 九州の竜造寺隆信

が挙げられています。

 

これらの大名が入り乱れ、戦いを続けます。

 

大名間の戦いという変化はありますが、それまでの地方部族相互の戦いと大差は有りません。

 

そしてこの付近で織田信長や、家康の若い頃が出て来ますが、戦いの流れにまだ一定の方向性は無く、各大名の勢力拡大戦が相も変わらず続いているだけのようです。

 

また、この時代の大きな出来事としては鉄砲伝来があります。

 

1543年、8月25日 種子島へポルトガル船が漂着して、鉄砲が伝わるのですが、1550年、畿内での三好長慶と細川春元との戦いで、三好方の与力の一人が、初めて鉄砲に当たって死んだとあります。

 

鉄砲伝来から7年で、既に戦いで使われ、その効果を挙げているのですね。

 

兵器産業の国産化進捗速度には驚くほどのものがあります。

 

このコンピューターも、その中の一つなのでしょうが、コンピューターの伝来は何年になるのか、こちらに付いては知りません。

 

そして1543年の世界では、コペルニクスが地動説を主張する、と成っています。

 

織田信長は地動説を聞いて理解したと、外来宣教師の記録に残っているようです。

 

「理解しなかった」と記録に残っていたら、どのように感じるのでしょうか。

 

イエズス会の宣教師ルイス・フロイスは、信長のことを

 

~ 名誉心に富み 決断を秘め 極めて老練 家臣の忠言には従わず 一同から極めて畏敬されている ~

と残しているようです。

 

信長の思考回路をして初めて、地動説を理解した、ということが現実味を帯びてくるようにも感じられます。

 

そしてこの本には、わたしにとっては貴重な「戦国大名系図」が載せられています。

 

カメラの性能が良ければもっと良く撮れるのでしょうが、一応参考までに載せておきます。

 

一ページを、上下に分けて撮りました。

( 何か上手く撮れていないようですね)

 

 

 

この本を読み終えて、25巻を借りに図書館へ行きましたが、借りられていました。

 

ふとカウンターの前を見ると、大江健三郎さんのコーナーが有ります。

 

大江さんの本はわたしには難しいものが多く、過去には二冊位しか完読していません。

 

今回は「『自分の木』の下で」を借りて来ました。

 

この本は中学生向きの本のようですが、読み始めて直ぐに引き込まれて行くようです。