八月三日からの入院生活。
手術は翌四日。

午後からの入院なので昼は食べてきてくださいとの事だったので嫁さんと家の近くにある好きな中華料理屋でランチ。

病院の受付で入院手続き。保証金の五万を払う。
病室は四人部屋の窓側。看護士さんから説明受けたり書類を書いたりリハビリの説明も受けた。
三回の食事は0800、1200、1800。初の入院食は夕食
消灯は2100です。

四日・手術当日

六時起床。
朝ごはんは無く九時から手術の説明があり手術着に着替えてストレッチャーで手術室へ。
寒くて明るい部屋に看護士さんや助手の人が10人以上いて驚く。ドラマで見るより圧倒的に多い。
麻酔はマスクでかけるんだけど背中から背骨の隙間に痛み止を入れてもらう。背中に局部麻酔してから管を差し込む。
これが横になって身体を丸める様にしてやるんだけど痛いし怖いしで看護士さんの手を掴んでしまった。
その後は上を向いて麻酔のマスクをしたら数秒で落ちた。

気がついたら病室のベッドの上にいて足には二ブレスって装具にフットポンプ(足の甲を揉むように動かし血流を止めない器具)、酸素マスク、心電図計、背中に麻酔の管、尿道に管。手術は午前中で終わるはずが午後までかかって気がついたら14時。嫁さんの顔を見てまた眠ってしまった、この眠りが気持ち悪くて自分が死ぬ錯覚に陥る。

覚醒したのは20時くらいで激しい喉の乾きを感じるが水は翌朝の6時まで飲むことが出来ない。(嘔吐の危険がある為)
看護士さんが水を含んだ脱脂綿で口内を拭いてくれるだけ。痛みは麻酔のおかげでないけど眠れなくて夜が長かった。

辛いのは次の日からです。