二級動物部門では試料を観察しスケッチする力が問われます。


観察して形態的特徴を答える問題が5点分、スケッチが5点分の合計10点です。


試料は必ずヤゴかセミの抜け殻です。


ヤゴの場合はサナエトンボ科とトンボ科の見分け方を覚えましょう!イトトンボやヤンマ類のヤゴは出題されたことがないです。(おそらく人数分用意するのが大変なので)


セミも公園でよく見かけるものだけ覚えるとよいです。


スケッチは毎回同じ部位を描かせるので試験までに覚えてしまいましょう。指定された体節と異なる場所をスケッチしてしまうといくら上手くても点がもらえません。あと小さく描いてしまうのもNGです。かなり減点されてしまいます。


とにかく大きめに指定された場所をはっきり描いていれば、下手でも4点は取れます。


私はルーペを忘れてしまって、3点しか取れませんでしたが、逆に言えば事前に対策しておけばルーペなしでも3点ぐらいは取れます。(当日、絶対に忘れないように気をつけてください)


試験前にセミの抜け殻等で練習しておくことをオススメします。これを機に本格的なルーペを買ってみるのもよいでしょう。


また、節足動物のときにも紹介しましたが、南方新社の昆虫図鑑はヤゴやセミの幼虫も詳しく解説されていますので非常にオススメです。周りで持ってない人はいないぐらいです。