いやー久しぶりでございます。
今回も我らが松山剛先生の大傑作‼️
「君死にたもう流星群4」でっす‼️
まさに渾身の傑作でした。
魂が震えるという意味で「魂震」といっても良いですね‼️

以下、かなりのネタバレありますのでご注意を‼️









今回は何と言っても、「ブラックホール」こと「黒井冥子」が中心のお話です。
しかし、表紙のインパクトがすごい。
ちょっと星乃に似てて冥子のファンになっちゃった⭐️

ラノベ好き書店員大賞2019で堂々文句なしの第5位‼️


試し読みや告知で、冥子が小説家を目指す話だろうというのは予想してましたが、冥子と新登場の「伽神(かがみ)」との対決シーンは特に響いて、松山先生の経験が元になっていると思われる魂の宿った名言が印象的です。
冥子の気持ちと松山先生のデビュー当時の気持ちがリンクしてるのかと思うと、松山剛ファンとしては鳥肌ものでしたよ。
小説家が書く小説の本質がいかなるものなのか、しっかりと響いてきました。
仲間の夢のために全力になり、その度に成長する大地とその仲間たち。
しかし、突然告げられる衝撃のゲームオーバー宣告。冥子のフォローもあり、大地らしく立ち直る姿には「未来」を感じさせる。
新たな登場人物である「犂紫苑(からすきしおん)」や、まだまだ謎多き少女「イオ」。サブキャラなるもしっかり存在感を示した「枷神」など、ようやく大流星群の手掛かりを掴めそうな予感が感じられ、物語は重層的に展開されます。
その他、エウロパとの関係や、黒幕と思われる「ガニメデ」など、盛りだくさんにも関わらず、しっかり伏線が張られているのはもう流石です。
クライマックスが近そうな予感。早く続きが読みたい。


冥子にとって小説が宇野宙海との絆である。
これって何かを製作している作家にとっては最高の言葉だと思いますし、なにより素敵なフレーズですよね。
君死にで、人生を豊かにしてくれる。
「松山先生は私のヒーローだ。」
すみません。ちょっと言ってみたかっただけです。
新しいことに挑戦し、それを追いかけるって魂が若返りますよね!

すごく共感したのが、孤独に自分を見つめる覚悟って必要だということです。
「夢を追う覚悟、それは生身のちっぽけな自分を見つめ続ける覚悟」というセリフですね。
それを乗り越えた向こう側に希望に満ちた人生がある。本当に世界はそうあるべきだと思います。
正義は最後に勝つべきだし、諦めたら終わり。
それを作中話とは言え、「孤独の闇の向こうで」と表現するとはさすがですね。センスがすごい。
「夢を追う力」これこそが人間に必要な力ですな。毎度のことながら気付かされます。
特に若い中高生には多く読んでもらい、多くの気付きが生まれることを切に願いますね。

星乃に捨てられた大地や、それを助ける冥子とのシーン、星乃の両親との思い出を回顧するシーンや一巻の「たすけて」の回顧シーンあたりは、涙なくしては読めませんでした。「うぉぉぉぉぉーーー」と何度叫びそうになったことか。
星乃と大地には幸せになって欲しい‼️
初めは、なんでこんなに星乃は大地のことをウソつきと呼ぶのか信じられなかったが、両親を愛する覚悟と星乃のまっすぐさを知り、感情移入した。
星乃の夢について、大きく語られる時が来るのが待ち遠しい。

そういえば、作中話で登場する小説「孤独の闇の向こうで」ですが、これ欲しいですねぇ😁
松山先生、お願いします‼️
とりあえず39巻まで。

あと、珈琲貴族先生のイラストも最高でした‼️
タペストリー大事に飾ってます‼️
犂紫苑の妖艶さ。

制服姿もいー‼️


エウロパとの死闘で、不敵な笑みを浮かべる星乃。
海神の破壊戟‼️(ポセイドンクラッシャー)

伽神へ宣告する冥子の鋭さ。

一番好きなのは「大地くん」と呼んだときの星乃ですね。もうね、言葉じゃ表せない。とにかく好き‼️
見て、この眼‼️

あえて載せませんが、宙美ちゃんのサービスショットもあります‼️買って確認してくださいっ‼️

珈琲貴族先生のイラストと、松山先生の本文がシンクロして本当に伝わってくる。名コンビですよね。
本当にこのおふたりには感謝です。

怒涛の5巻ということで良いのかわかりませんが、次も楽しみですね‼️
そして、もう一つ気になるのは…
果たして「ブルマ」は登場するのかっ⁉︎

期待です‼️