Bunny's Kitchen(バニーズキッチン) ♪**うさぎの台所**♪ -3ページ目

Bunny's Kitchen(バニーズキッチン) ♪**うさぎの台所**♪

うさぎさんや草食動物さん達の為のご飯や、小さなベランダガーデニングのこと、あれこれ。

昨年も載せました、『3.11、検索は応援になる。

今日、Yahoo!検索にて「3.11」というキーワードで検索された方おひとりにつき10円が
Yahoo!検索から被災地の復興にたずさわる団体に寄付されます。


今年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
3.11、検索は応援になる。

Yahoo!検索 ⇒http://search.yahoo.co.jp/

【私たちにできること篇】3.11、検索は応援になる。

【ビッグデータ篇 2015】3.11、検索は応援になる。

こちらは被災地ではないけれど、震度6強の地域でした。
わたしの祖母はあの日骨折で病院に運ばれていました。

病室の入り口には「震災」の札が。
多くの方が、震災で運ばれました。

そして、一度もベッドから降りる事も出来ず、翌年の二月にこの世を去りました。

わたしは決して忘れません。


今年もみんなにお願いしようね、くーねる(*´v`*)



311とか911の【11】って、ちょっと不吉なイメージがついてしまったけれど、
数秘学による数字の意味からは【11】はメッセンジャーの数字で、
メッセージを伝える使命がある数字なんですって。

また古神道では数霊(かずたま)と言って、11のもつ意味は
「今までのものを洗い流し、新しいものを構築する」「新たなはじまり」など。

こうしてみると、ちょっと意味深いなぁ…って感じました。
(ちなみにわたし、無宗教です^^;)

そんな深い意味を持つ【11】ですが、
次の更新記事には、わたしの元に届いた心温まる【11】の想いについて、
書かせていただきたく思います。

前記事からの続きになります。


主治医から贈られた「虹の橋」のお話は簡潔に抜粋されていましたが、

それだけでもわたしはダイレクトに伝わって、心に深く響きました。


「虹の橋」のお話は作者不詳として知られていますが、このお話は第二章、第三章もあって、

第三章の「雨降り地区」は日本の方が創作されています(第二章は作者不詳です)


本日は、愛兎くーねるの二回目の月命日。

第一章から第三章まで一挙に掲載しますので、よろしかったらご覧下さい。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



『虹の橋と雨降り地区』



天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。


この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。


そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。


食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、


みんな暖かくて幸せなのです。



病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、


傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、


元のからだを取り戻すのです。


…まるで過ぎた日の夢のように。



みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。


それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが


ここにいない寂しさのこと…。



動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。


でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。


その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。



突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。


速く、それは速く、飛ぶように。


あなたを見つけたのです。


あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。


そしてもう二度と離れたりはしないのです。



幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、


あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。


そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。


あなたの人生から長い間失われていたけれど、


その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。



それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです…。


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けれど、動物たちの中には、様子の違う子もいます。


打ちのめされ、飢え、苦しみ、


誰にも愛されることのなかった子たちです。


仲間たちが1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、


橋を渡っていくのを、うらやましげに眺めているのです。


この子たちには、特別な誰かさんなどいないのです。


地上にいる間、そんな人は現れなかったのです。



でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、


誰かが立っているのに気づきます。


その人は、そこに繰り広げられる再会を、


うらやましげに眺めているのです。


生きている間、彼は動物と暮したことがありませんでした。


そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、


誰にも愛されなかったのです。



ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近づいていきます。


どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。



そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、


そこに奇跡が生まれるのです。


そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。


地上では巡りあうことができなかった、


特別な誰かさんと、その愛する友として。



今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、


苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。



彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです。


----------------------------


こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、


「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。


そこではいつもシトシトと冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、


悲しみに打ちひしがれています。


そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、


特別な誰かさんの流す涙なのです。



大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、


仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。


ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも…。



でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、


出て行かない子達もいるのです。



地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、


とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。


地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、


同じ悲しみに凍えているのです。



死は全てを奪い去ってしまうものではありません。


同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、


あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。


地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、


「虹の橋」を創りあげているのです。



ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。


彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。


そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。



命の儚さと愛しさを。


束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。



その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。


癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。



思い出してください。



動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。



それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。


「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。



信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから…。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


今だから言える話ですが…


くーねるが亡くなって数日後、うさ友さんに

「くーねるの後を追ってしまいたいくらいですよ…冗談抜きで」と恐ろしい言葉をこぼした事もありました。


現実は引越し控えてバタバタで、後追いどころではありませんでしたけど…(;^ω^A



そして火葬後、ぽっかり空いた心の隙間を埋めてくれたのが、この「虹の橋」のお話でした。


先生から「虹の橋」の手作りカードを贈られて、改めて読んでみたらとても心が救われて…


大変お忙しい中、わたしの為にカードをこしらえ諭してくださった事を思えば、

恐ろしい事なんか絶対考えちゃいけないんだって、わんわん泣きながら心に誓いました。



わたしの心の中が、くーねるのいる虹の橋を創っている・・・

くーねるには最高な住み心地の虹の橋で、天寿を全うしたわたしと再会するまで待っていて欲しいです。



今、哀しみに打ちひしがれている方々に、「雨降り地区」のお話を捧げます。


辛くなったら思い出して読んで下さい。


一緒に、ゆっくり、前に進みましょう。


雨上がりの美しい虹を、愛するわが仔の為に創りましょうね。


そして今、“愛する友“とお暮らしの方々。


ぬくもりを感じ合って、愛と幸せに満ちた想い出を、たくさん作って下さいね。





くーねるの遺してくれた素晴らしいサプライズはまだ続きます。

次の更新も読んでいただけたら嬉しいです(*´v`*)


ここまでの長文をお読みくださり、感謝申し上げますバラ色吐息


愛兎くーねるの回想録、続きです。



くーねるを荼毘に付した二日後、お世話になった病院へご挨拶に参りました。


前日にお電話入れて、診察の邪魔にならない午前中の診察後の時間帯にお伺いする事に。



いただいた供花のお礼にと、皆さんで召し上がっていただけるよう焼き菓子を二種類、

病院で使っていただけるようガーゼのバスタオルを二枚、用意しました。


くーねるの爪切りや診察で、いつも身体を包んでくれたバスタオル…


県内外からも通う患畜さんの多い病院なので、いつ行ってもバスタオルが干されてて。

ガーゼのバスタオルなら、肌触りも良く薄くて乾きも早いので、便利かなって思いました。


うさぎ柄の可愛いガーゼバスタオルもあったのですが、くーねるの亡骸に聞きながら選んだのはこの柄。


   ※画像はお借りしました



カエルさんです(*´v`*)


全ての患畜さんが元気になっておウチへ帰れますように…って願いを込めて、選びました。



約束の時間にお伺いすると、診察室では主治医と看護師の皆さん一同に集まってくれて…


くーねるの亡くなったその日、先生方からはわたしに対して心のケアをしていただきましたが、

この日もくーねるの想い出話をしながら、たくさん慰めていただきました。


決して自分を責めないこと

あの時、もっとこうしていれば…とか思わないこと

ゆっくりゆっくり過ごすこと


を、繰り返し仰って下さって、また、


膿瘍の場合はこまめな通院や医療費の負担も多く、

残念な事にだんだんと病院に来なくなる患者さんが多い中、くーねるちゃんはしっかり通ってくれた。

爪切りだけでもあんなにデリケートな仔だったのに、膿瘍の治療や術後もしっかり食べてくれて、

それは自宅でのケアがしっかり出来ていたからこそ。

こまめにカラー交換してあげて、これほどまでにいつも綺麗で清潔に保たれていた仔は、

獣医師になって初めてだった。

くーちゃんは本当に、沢山愛されてとても幸せな仔だった。


など、・・・きりがない程、わたしに対して身に余る言葉を仰っていただいて。


その言葉だけで十分なのに、素晴らしいプレゼントまで用意して下さっていました。



くーねる色のうさぎストラップと写真が3枚、お手紙とカード、そしてくーねるの画像データです。


病院内でいつの間にか撮られていたスナップ(笑)



ストラップとディスク。ディスクの中にはわたしの知らないくーねるが居ました。



ディスクに貼ってあるシールは、くーねるカラーのグレーうさぎさんです。

わざわざ選んで貼って下さった、そのお心遣いに涙が溢れました。



そして、手作りカードにもうさぎさんのイラストと虹の絵が…


カードには、「虹の橋」のお話と先生の温かいメッセージが書かれておりました。

前半はくーねるの頑張りを褒め称えて下さり、後半はわたしへのいたわりの言葉がびっしり。

(その他にもお手紙をいただいております)



くーねるの画像まで。



特にエキゾチックにかけては県内トップレベルにある病院だと思います。

当然、暇な時間などないのに…まさか、ここまでしていただけるなんて。


もう驚きと感謝で、胸がいっぱいになりました。


「いつか…くーねるの生まれ変わりに出逢えたら、診てやってください」

「ええ、勿論。くーちゃんの生まれ変わりの仔、また担当させて下さい」


涙ボロボロこぼしながら、そう約束して帰ってきました。



くーねるは良い病院・良い先生・良いスタッフの皆さんに巡り逢えて、

とてもとても幸せなうさぎさんだったと思います。


そればかりではないんですよ。


あの仔がとても幸せなうさぎさんだったという事、この一週間後にまたも思い知らされたのです。

その素敵なお話は、後日改めて…。



そして、カードに書かれた「虹の橋」のお話ですが、


ご存知の方は多いと思われますが、次の更新で転載させて頂きます。


続きます***