バニーです。

 

 

 

わたしはこれまで

細々とではありますが、

個人事業主を8年ほどやってきました。

 

 

 

そんなわけで

開業届を出した経験もあるわけですが、

先日ちょうど廃業届も出してきたので、

このどちらについても説明&記載していきます。

 

 

 

まず、この開業届。

その届出はいたってシンプルです。

窓口が混んでいなければ、

5分とかからず終了します。

 

 

 

 

どこへ行けばいいか?というと、

県税やらを担当しているお役所になります。

これは市町村によって

名称もおそらく異なると思いますので、

ネットで【開業届 ○○市】などで検索して調べて、

事前に問い合わせてみることをおすすめします。

中には税務署に行かれている方もいるようなので、

その辺は自己責任で調べてみてください。

 

 

 

 

実際に現地で必要な書類は

用意してもらえるので、

それに簡単な事項を記入するのみ。

なお、ネットを探せば、

必要書類をダウンロードできるシステムもあります。

それを自宅でプリントアウトしていけば、

より時間短縮にはなると思います。

 

 

 

 

なお、現地でもらう必要書類、

昔のわら半紙みたいなやつで、

コレかよ!?と思わせるような代物となっております。

 

 

 

 

届けに必要な持参物としては、

 

・マイナンバーカード

・身分証明書

・印鑑

 

くらいです。

 

 

 

なので、これから開業届を出そうと

思っている方に向けて言いたいのは、

 

 

 

もっと気楽に考えて大丈夫だよということ。

 

 

 

大規模ビジネスならともかく、

個人が家でやるような

小規模事業に対しては、

お役所の人たちはめっちゃ寛容です。

 

 

 

書類の書き方も、

その場で丁寧に説明してもらえます。

事業内容というか、

具体的な仕事内容を書くところはありますが、

中身も厳しく問われることもありません。

 

 

 

せいぜい気を遣うところは、

屋号を事前に決めておくことくらい。

 

 

 

 

これは廃業届についても同様で、

手続きはいたってシンプルです。

持ち物も、開業届の時と同じでOK。

 

 

 

ただ、それまで確定申告で

青色申告をしていた方の場合は、

出す書類が増えるらしいので

事前に税務署に問い合わせた方が良いです。

(わたしは白色だったので何もいらなかった)

 

 

 

廃業届の手続きとしては、

まずは開業届と同様に

県税を扱うお役所へ行って、

廃業届を出したい旨を伝えれば、

あとは役所の人が用紙をくれます。

 

 

 

そこに住所や名前、屋号などを

書いてハンコを押して提出すればOK。

廃業の理由をいちいち問われることもありません。

 

 

 

そのあとは、マイナンバーカードと

身分証明書のコピーをとらせてほしいと言われるので、

これはお任せしましょう。

 

 

次にこれと同じプロセスをもう一度、

次は税務署でも行う必要があります。

 

 

 

つまり廃業の際には、

県税のお役所と税務署の2箇所に

それぞれ届出をする必要があるということ。

 

 

 

なお、税務署の廃業届の書類も、

とても簡素なものとなっています。

さらに、ちゃんと税理士の人が

目の前で記入を説明してくれますので、

書き損じたり間違えることもないかと思います。

 

 

 

ここでもマイナンバーカードと

身分証明書、印鑑は必要となりますので、

これはお忘れなきよう。

 

 

 

ただしひとつお知らせしたいのは、

年の途中で廃業した場合も、

その年の分の確定申告はする必要があるということです。

 

 

 

これはもちろん、

年始からそれまでに得てきた収入を

きちんと申告する必要があるため。

まあ、当たり前といえば当たり前ですね。

 

 

 

こんな感じで開業も廃業も

個人事業主の場合であれば非常に簡単なので、

あまり難しく考えず、気負わずにで大丈夫です。

 

 

 

会社みたいに、倒産!と

いう札がつけられるわけでもありませんし、

廃業したからといって

役所の人にどーのこーの言われることもありません。

 

 

 

 

確定申告に関してもそれは同様で、

そこに漠然とした不安を感じてしまうのはただ、

 

 

中身をよく知らないから

 

やったことがないから

 

 

という理由がほとんどだと思います。

 

 

 

それか、数字や会計に対する

苦手意識もその一因かと。

 

 

 

人間が知らないことに対して

漠然と不安や抵抗感を覚えるのは、

ほとんどの場合、

そこに対する無知と未経験が原因。

 

 

 

知らないものはなんだか怖いし、不安。

それもわかるけど、

それなら単純に

一度自分でやってみればいいだけの話だとわたしは思っていて。

 

 

 

実際、確定申告のシーズンになれば

無料の相談窓口がいくつも設けられますし、

税理士に電話相談もできるようになります。

 

 

 

そもそも、シニアの方々でさえ

ちゃんとやれている確定申告が、

その方々より幾分若い自分たち世代にできないわけがない。

 

 

 

しかも、申告が初めてで

何もわからない人向けに、

行政は毎年たくさんのお金をそこに投じ、

たくさんの人を臨時に雇って、

申告に対するサポートをしてくれています。

こんな親切な無料サービスがあるのだから、

必要以上に怖れなくても大丈夫なのです。

 

 

 

 

むしろ確定申告に関して大変なのは、

実際の手続きよりも、

そのための事前準備の方

 

 

 

これを先送りすればするほど、

2〜3月に大変なことになります。

一気に年間の収支計算をするというのは

結構な労力と時間を使うことになるので、

そこは都度マメマメしくやっておくに越したことはありません。

 

 

 

これがイヤで辛いという方は

税理士さんにその一切合切を

丸投げできるわけですが、

これにはもちろん、

ギャラをお支払いせねばなりません。

 

 

 

ですがのちのち事業が拡大していって、

そんなことに時間と労力をかけていられない!となった場合は、

潔く税理士さんに頼むべしとも思います。

 

 

 

とりあえず開業して間もなくは、

自宅をオフィスとするような

個人の方であれば、

ご自分でやっていくパターンがほとんどかと思います。

 

 

 

わたしも毎年冬になると、

確定申告か……と憂鬱になっておりましたが、

これは月単位でもいいから

収支をまとめておくことで、

そのストレスはかなり軽減されます。

 

 

 

そんなわけで、

こんなわたしでもやってこれたのだから、

皆様ならもっと大丈夫!と思います。

 

 

 

これからはフリーランスや

個人事業主がもっともっと増えて、

世の中の人が一人でも多く

自由に働ける社会になればいい。

 

 

 

そうやって、

世のママたちが家にいながら、

心に余裕を持ちながら、

もっともっと自分らしく

収入を得ていく方法を見つけてくれたらと、切に願っています。

 

 

 

 

 

 

バニー