スリランカから帰ってきて、

はや10日ほど。

 

 

帰ってきた当初は

今後やりたいことでわくわくしてたんだけど、

案の定例のごとく、

思考があれこれとセーフティネットを

張り巡らせてきたえーん

 

 

わたしはやっぱり旅が好きだし、

外国が好き。

 

 

日本に帰ってくるたび、

まじで日本ほどサイコーな国はないよな!と

強く強く思うのだけれど、

それでもまた海外に出たくなる。

 

 

海外に行ってみたいけど、

どうやっていいのかわからない。

そもそも、家族を置いて

旅に出ることに不安と恐怖がある。

 

 

こういう人って、

もしかしたらわたしの想像以上に

多いのではあるまいか。

 

 

自分がホイホイとひとりで

海外やらあちこち出かけられるタイプだから、

そういう人に対する理解というのが

今まであまりなかったのだけれど、

こういうママさんや女性がいるのなら、

わたしが連れていってあげたいなと思うのだ。

 

 

もちろんわたしも最初からこうだったわけじゃなく、

家庭を持ってからひとり旅は

約15年も封印していた。

 

 

わたしはかつてバックパッカーだったけど、

それはあくまで若い時の学生時代の話。

 

 

20代〜30代前半の頃は

子供が小さかったこともあるし、

そんな考えなど思いつきもしなかった。

とはいえかつて自分が20歳そこそこの時に

世界あちこちを旅していた経験と、

その楽しさは細胞の奥深くにまでしみ込んでいて、

それが37の時に噴出した感じ。

 

 

37の時にひとり旅を再開するときは、

人並みに恐怖と罪悪感だってあった。

 

 

子供を置いて家事を放棄して、

自分ひとりで外国に行く?

家のお金を使って、

自分だけが楽しみに行く?

 

 

その罪悪感は、

本当に怖かった。

家に残している子供たちのことだって、

旅の間ずっと心配だった。

 

 

だけども。

 

 

やってみれば案外と

どーにかなるもんで。

 

 

 

残してきた子供は大丈夫だったし、

当時小さかった次男は母にお願いしていたし、

旦那は料理を作れる人だから、

食事のことはほとんど大丈夫だった。

(掃除は全くできてなかったけど)

 

 

最初はめっちゃ怖かったけど、

一度クリアすれば自信がつくもの。

ここから回数を重ねていって、

毎年ひとりでどこか海外に行っては、

そこから今は6年ほど経つ。

 

 

されど今回は12日間もの長期だったので、

これは家族を置いて旅に出るという点では、

今までで最長の旅行だった。

 

 

だけども、

今回も大丈夫だった。

 

 

そう、

 

 

大丈夫なんだよ。

 

 

 

母親がいなきゃいないで

子供は案外平気だし、

妻がいなきゃいないで、

旦那もなんとか家事をしようとする。

もちろん家の中はぐちゃぐちゃに荒れるけど、

そんなことは帰ってからどーにでもなる。

 

 

これをいきなり

何の旅行歴もない人に

やれってのは酷な話だけど、

誰でも最初は恐怖の中でのトライだってこと。

 

 

バックパッカーやってたわたしだって、

家族がいる身での一人旅には最初、

めっちゃ罪悪感があったのです。

(今だって少なからずある)

 

 

本当は旅に出てみたいけど、

不安や恐怖、罪悪感があってできない。

 

 

そんな人に、

わたしができることはないだろうか?

 

 

そんなことを考えたりしている今日この頃。

一方で、お金の不安にも揉まれている。

 

 

旅をしながら場所と時間を選ばず、

楽しくできる仕事はないものか?

 

 

それが目下、

わたしの考え事。