「少子化」何故起こったのか? 政治家も行政も、学者やマスコミも「経済負担の大きい結婚」に若い男性が踏み切らなくなったという。本当だろうか?私はそうは思わない。
50年前の、私が20歳代の頃は、結婚願望を持たない男性は1,7%だった。だが現代の若者は3人に1人、調べ方によって3人に2人が結婚願望を持たないという。50年前100人中1~2人だったこの激変は、普通では説明できない。
何が起こったのか、その変化を比較をすれば、原因を掴めるはずだ。50年以前になくて、今溢れているものと言えば「化学物質」である。石油から合成された農薬と化学肥料、腐食を防ぐ防腐剤や食品添加物、病気を治す医薬品…皆、石油由来の合成品である。
人類が地球に誕生して500万年。人類は人口増の歴史と言っても言い過ぎではない。
その「人口激増」が、たった50年で「激減」という言葉に置き換わった。石油合成品の氾濫と、全く時を同じくして起こったのである、この関係を疑う人が何故出て来ないのか?
「化学物質犯人」説を裏付ける実例を幾つか紹介しよう。最も長生きの長野県は、薬を含む医療費が全国最下位である。医療費の上位県は一つも長生き県に顔を出していない。食品添加物入りの余ったコンビニ弁当を豚に毎日食べさせたら、子豚全てが死産だったという
化学物質の入る余地がないアフリカの草食動物は病気をしないが、人間に飼われている犬は人間と同じ病気になる。窒素肥料まみれの牧草を食べた牛が、血管内のヘモグロビンが変質して、酸素が全身に運ばれず、酸欠を起こして全滅になった北海道の牧場の例もある。
何故、化学物質が問題なのか説明しよう。この理解が「少子化」の解明に繋がる。
野菜や樹木、そして人間を初めとする動物達も、食を通して成長し生命を維持している。
その食は、「微生物に一端食べられた後」でないと丈夫な体の栄養にはならない。
まず、植物の例だが、土の中にいる微生物が、有機の肥料(枯れ葉や糠)を食べて、植物の栄養になる「アミノ酸やミネラルを糞」として出し、それが根から植物に取り込まれる。
人間も食べた物が腸内の微生物に一端食べられ、その排泄物が吸収されて血や肉や骨になる。
ところが微生物は化学物質を処理できないので、そのまま吸収され、組織を酸化させて病気がちにさせる。つまり、男性の生殖機能も破壊し、精子を減少させたり無精子症にさせ、性欲を弱め結婚願望も無くさせてしまい、深刻な社会現象を起こしていると思えるのだ。
長い、長い人類歴史の中、50年と言う一瞬の時で起こった「少子化」を、50年以前とその後の50年を比較して、科学的に分析して結論を出すことを提案したい。
以上