今回は皆様が工夫を凝らし考えました卒論題目を特集します。

意味不明ではございますが、一言コメントを付けました。 

 

一挙掲載の為、少々長いですがご覧ください。


大場さん 岡田利規『三月の五日間』 答えがないことのオシャレさ

      ~中心テーマを廻る問題~    

☆ オシャレが決め手


河崎さん 『黒い家』の修辞学

       ~モダンホラーの臨界点~

☆ メルトダウン3秒前


熊倉さん 夏目漱石『夢十夜』論

      ~第三夜~

☆ シンプルプラン


櫻井さん 『晴れ、ときどき殺人』という舞台

      ~加奈子における母の乗り越え~

☆ 舞台を超え母を超え


笹本さん 『インディヴィジュアル・プロジェクション』における二重の闘争

       ~痕跡と不在を能記する~

☆ ♫ 暮らし 安心 シニフィアン


佐藤さん 『魚服記』のメタモルフォーゼ

      ~「をんな」から少女への回帰~

☆ 変身は変心なのか


柴田さん 『パンドラの匣』試論

      ~表象されたユートピア~

☆ よろしく~ね!


島津さん 『武蔵野夫人』におけるシニシズム

       ~恋愛批評の射程~

☆ 冷めたピザ


高橋さん 複数化する『ポラーノの広場』

      ~非在の理想郷~

☆ 理想は心にあり


千葉さん 『ジョン・レノン対火星人』の原点

      ~ゲンイチロウ対シンノスケ~

☆ 私の負け


林さん 『細雪』における時代と生活

     ~蒔岡家のあり方から~

☆ 家宅捜索


堀内さん 『重力ピエロ』における<家族>

      ~遺伝子決定論への抗い~

☆ レジスタンス



愛するということは、我らが互いに見つめあうことではなく、ともに同じ方向を見つめることだ。

by アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

かなり遅くなりましたが、前期に行なった卒業論文発表についてのまとめ

(後編)を完結させます。

前回と同様に一言ずつコメントを入れてまとめてみます。


 高橋さん

 ●著者と作品 

 宮沢賢治 『ポラーノの広場』

 発表内容…各人物にみるポラーノの広場の具現化

 ★もし理想郷に辿りついたら、その地点からまた現実が始まります。

 

 千葉さん

 著者と作品

 高橋源一郎 『ジョン・レノン対火星人』

 発表内容… ジョン・レノン対未完星人

 ★後期は読んで頂ける資料作りを心がけます。

 

 林さん

 ●著者と作品

 谷崎潤一郎 『細雪』

 発表内容…蒔岡家にみる独自の閉塞性 

 ★家という空間や状況は自らオープンにしなければ完全に閉塞します。

 

 佐藤さん

 ●著者と作品

 太宰治 『魚服記』・中井英夫 『牧神の春』

 発表内容…変身譚にみる共通要素 

 ★変身しても中だけは変わらなさそうです。

 

 熊倉さん

 ●著者と作品

 夏目漱石 『夢十夜』~第三夜~

 発表内容…作家論から見る〈息子〉の存在

 ★人は誰でも重いのかもしれませんね。

 

 堀内さん

 ●著者と作品

 伊坂幸太郎 『重力ピエロ』

 発表内容…ミステリーに留まらないエンターテインメント小説

 ★本や読書がエンターテインメントなのかワークなのかはミステリー。


発表内容は笹Mさんの協力を得て、独自にまとめました。ご協力に感謝します。


これで一応全員の前期卒論発表分はまとめました。次回は夏期合宿で取り扱った作品に触れてみます。

さらには秋セメスター発表も始まっているので更新スピードを加速させていく次第で…。


人間は決して自分から逃れなれないものだということを忘れないようにしよう。

by ゲーテ








 





 前期が終わり気がつけばブログを2回ほどしか更新していないことに驚きです。ごめんなさい。


たぶん、呆れてますよね。怒ってますよね。私を除いた11人の皆様失礼いたしました。

そこで今回は全くノータッチであった、卒業論文に関する発表をまとめていきたいと思います。


 大場さん

 ●著者と作品 

 岡田利規 『三月の5日間』(『わたしたちに許された特別な時間の終わり』収録)

 発表内容…リアリティーの作用とイラク戦争

 ★話し言葉はライブに現在を映しているのかもしれないですね。

 

 河崎さん

 ●著者と作品

 貴志祐介 『黒い家』

 発表内容…キャラクターと恐怖の有様

 ★恐怖というのは気づいてから始まります。

 

 櫻井さん

 ●著者と作品

 赤川次郎 『晴れ、ときどき殺人』

 発表内容… 母と子の同一性と大人と子供の対立

 ★大人と子供の境界線はどこにあるのでしょう。

 

 笹本さん

 ●著者と作品

 阿部和重 『インディヴィジュアル・プロジェクション』

 発表内容…視覚周辺の構図

 ★主体の変化が連動しているんですね。

 

 島津さん

 ●著者と作品

 大岡昇平 『武蔵野夫人』

 発表内容…〈眼〉にまつわる描写と連なる恋愛模様

 ★意識して見るのと無意識のうちに見ている。どちらがアイデンティティ?

 柴田さん

 ●著者と作品

 太宰治 『パンドラの匣』

 発表内容…〈新しい女〉は〈男〉を超えるか

 ★優劣性は時と場合によるのかなと思います。


発表内容はS本氏の協力を得て独自にまとめました。ご協力に感謝します。


今回は六人の方を紹介しました。残りの方は〈後編〉で紹介したいとおもいます。


あまり賢くない人は、自分が理解できない事については何でもけなす。 by ラ・ロシュコフー