0609 文明塾 経営戦略論

自由⇔責任感・緊張感
このバランスは?
相互に評価し合う同僚からの目線
自由な一方で制限も一般的に思われているよりある

Q.Googleの真似をすると他のIT会社は業績がよくなるのか
20%ルール、何かクリエイティビティを出さなければいけない
新しいことを生み出すことは強制
人から指示されたほうが楽と考える人の方が世の中のマジョリティ
圧迫と緊張感がない

どんな情報に対しても壁がない
自分を探しにいったときにブロックされない、選択の自由がある

自分達が問題意識を持っていないとアクセスする場所、そこから得る知識がわからない
普通の会社の情報の壁がかかっていないという自由と違う

アイデアがボトムから出て行くと
上司がどういう役割?普通は責任を持って意思決定をしていくのが上司の仕事
この会社は放任、自然淘汰
現場の専門性
一人が責任を抱えるのでなく全体で責任を抱える
マネージャー=場の管理人、
一般的にマネージャーは失敗をしないことを求められていて現場は新しいことを生み出すことを求められている

新しいものを出しているときに、現場のほうが情報を持っている
切磋琢磨しながら
マネジメントしないマネージャー、管理をしないだけであってマネジメントはしている

自然淘汰のメカニズムをきちんと持っている
民主主義なんだけど勝ち残らなきゃいけない

Wisdom of Crowds

リーダー戦略、規模、仕事のすごさ、ダイナミズム、
良い人をいかに会社に留めておくか
Googleを出ると、天才集団がいない、仲間がいない

独立するということ=開発以外のことをしなければいけない
自分の仕事に専念できない

知のネットワークから自分が外れることのリスク
ITという大きくスピードを持って変化していく業界

同僚評価
→ 自分に対する評価の納得性
パーフェクトな評価などできないけれど、誰が評価すれば納得できるのか
納得性が低いと人間は去っていく

cf.)3Mの15%ルール

googleの環境設計は組織の中のいろんな要素がセットになっているため一部を盗もうと思っても無理
一見マネジメントしていないように見える部分でプランニングされている
こういう仕組みにしようと思ってしたのか、ということに関してはYes

適応可能性
若い企業、高成長、エンジニアによるイノベーションが盛んに起きている、規制がない
継続した仕組みづくりができるか、

facebookにあれだけお金が集ってくるのは将来に対する夢
収益モデルが見えない、が、世界で何億人
世界中の夢という資金を回収している
企業、ビジネスにどこまで展開できるか

IPOすれば価値はあるかもしれないが、永続した組織なのかというモデルが確立されていない

Q.孫さんはなぜ2000人の経営者を育てようとしているのか?
経営資源は会社の中だけに限られる
外から吸収することも出来るはず、もはやグローバルに散らばっている


問題提起「ネット経済下のビジネス・モデルと組織マネジメントのフィット」

ネット経済がビジネスにもらたした原理①:ロング・テール
「大型事業機会と極小事業機会の格差がなくなり、少数顧客の累積

ネット経済がビジネスにもらたした原理②:リッチネスとリーチネス
「従来、実物経済wお支配していた制約条件、すなわちリーチ(活動の及ぶ範囲)とリッチネス(伝えることの出来る情報の質的充実)の間のトレードオフを解消」

ビジネスモデルと組織・戦略のフィット
・ネット経済のもたらす変化
ロングテール原則の活用
リッチネスとリーチの同時解消
・変化のもたらすチャンス
狭小:ニッチ市場の積み上げにチャンスあり
多様性の提供にチャンスあり
損益分岐点の低下にチャンスあり
・これら変化を活用する企業の組織要件

日本の大規模(製造)企業にとっての示唆
・ハード+ソフト+ネット
従来、大量生産論理で切り捨ててきたセグメントの再考
ハード単体での採算性のみに捉われない
・オープン・イノベーション(オープン・自己管理・協働)
多様性への挑戦
21世紀は知的資源の獲得競争時代、管理ではなく自立で陣z内吸収
組織の壁をこえた協働:アライアンス目的の明確化と対応モード
情報の所有から情報の共有が強みという認識へ
ヴィントン・サーフいわく「情報は力なり」から「情報共有は力なり」へ
GEのWelch:Learning Organization

・シスコシステムズ:人材買収成長
・日本企業で一番遅れているのはマネジメントのグローバル化
日本企業で取締役がいる企業は300社、企業の売り上げと正の相関がある
マーケットメカニズムにさらされるオープンな会社
Question.
受け入れ態勢があるNPOに協力を求めるならそういうところは既にやっているので必要ないのでは
Answer.
インターンを募集しているNPOがあることをそもそも学生が知らない
募集していないところにも増やして生きたいけど、第一は既に募集している組織
学生にもNPOにも理解を深めていく活動を行っていく

Question.
行っている環境NPO、これに参加するかというとあまり腑に落ちない
1年間のインターンシップ、その人たちがスタッフに定着しない、そういった原因がなんなのかということがこのプログラムによってわかることが出来れば、NPOに対して情報を提供、学生が何を求めていてどうすればいいのかということを
Answer.
定着するような仕組みをこれからさらにつめていきたい

Question.
ドットジェイピーってしってますか?
Answer.
モデルのひとつです。

Question.
なぜ学生にフォーカスしたのか、元気な退職者でもいいんじゃないか
Answer.
学生=いろんなところ、いろんな社会に出て行く可能性がある
元気な退職者にアプローチする手段がないからもしご協力いただけるのであれば

Question.
送り込むNPOと学生とのマッチングの問題、NPOはいろいろな種類がありすぎて、分別して考えないとうまくいかないのでは?文明塾のこのグループでやるのにはどういう意味があるのかという点について
Answer.
モデル構築のうえで重要なのは我々が間に介在すること
NPOの見えない部分を恐れている人もいる、そこを私達が選別する、
分野や軸でマッチングを測っていく、質は予めふるいにかける
ハブとなっている人物に協力いただく(そういう人がFグループにいる)


Question.(小澤さん)
若い人に意識を持ってもらいたい、背景を多くの人に知ってもらいたいという問題意識にマッチングしている
真摯に考えて行動できる人材の輩出というところで、のちのちの卒業のライン・コミュニティを構築していって、ひとりではできないことが出来るようになるネットワーキングが出来るといいと感じた
Answer.
時間の都合上省いたが


Question.
人材の重要性に共感、学生をターゲットとした場合NPO側にもスキルが求められる
1,2ヶ月で切り出せるタスクを作り出す、どういう仕事であれば学生に提供できるかというのを私達がパッケージ化してNPO側に提案していく方法もあるかなと、

Question.
78%の人が情報がない+行動に移すほどではない、インターンをすると大学
学生にNPOを知ってもらうインセンティブをもうひとひねり

Question.
資金はどう考えているか、
Answer.
出資者:参加する学生・参加するNPO・企業の三者を考えている
誰かがお金を出して適当なことをする、真剣度が足りない
相互に生まれる責任感が重要な要素のひとつ


アドバイス:
(全体に対して)
その提言をした結果として、本当に総量として増えているか?
持続すること、社会として受け入れられることを考える

(Fグループに対して)
学生は忙しい
でも授業以外の体験をさせる、時間を割かせるのはいいことだと思う
ただ、行き方とやり方の問題があってそこはもう少しつめる必要がある
学生からお金を取るのはやめてほしい
お金を生み出すための時間をまた割かなければいけない、
インターンシップはNPOに限る必要はないんじゃないか、企業でも
人が働くということはどういうことをするのか理解するのはいい経験だと思う


                                   
もっと響いてくるものがほしい、その部分がちょっと浅いんじゃないか
最終の報告会に期待しています


(Fグループに対して)
具体的にプログラムを作って提供していくことが提供となると
相手に負担をかけてしまう、真剣にあ選ばなけ部分

・学生にとっての教育プログラムなのか、ただのインターンなのか、なにが一番優先されるのか
文明塾ならではの課題、私たちならではの課題